第116回を迎えた全米オープン。今年は9年振りにペンシルバニア州オークモントカントリークラブで行われた。少し前回のはなしをするがこの年、再度私は現地に行っていた。2007年、勝負は最終18番ホールまで縺れ、最終ホールをパーで上がったA.カブレラが初優勝を飾った。その時に争っていたのが世界NO1のタイガーウッズだった。
タイガーのような強烈な、そして爆発的な豪快なパワーと精細なタッチを持ち合わせていたプレーヤーは過去にいない。ニクラウスもその部類ではあるが、彼とは全く違う。
確かにメジャーの数でタイガーは劣っているが、何よりも人々を魅了し続けたそのプレースタイルは偉大な天才そのものであった。
偉大な天才とは才能だけではなく、臨機応変に周りの雰囲気を素早く察知し、いかに相手に自分の存在を強くアピールし、納得させるか、そうしたプラスアルファの余力を持った人のことだ。
いずれにせよ人間の才能には勿論違いはあるが、その才能をもてる分だけ充分に発揮したしたのがタイガーウッズであり、それができなく中途半端に終わった他の多くのプレーヤー達と、さまざまだが、こうした力の差が出てくる原因としてこの周りを見る目、さらには周りをリードしていく力のある有無が大いに関係していたと感じる。
腰の手術を3度も繰り返していればもう2度とメジャーに勝つことはできないかもしれないが、彼21世紀最強のプレーヤーである。アマチュアの時やその後1996年オクラホマ、サザンヒルズのツァーチャンピョンシップで行われた彼のプレーを見て震えがきた。そして世界中に彼のゴルフを伝えたいと思い本を書いた。タイトルは「タイガーウッズが作る21世紀のゴルフ」今でも全ての図書館認定本になっている。
ゴルフ史に残したインパクトは他のことも含めあまりにも大きかった。戻れるものならあの時代に戻り、タイガーの全てのプレーをこの目に改めて焼き付けたい。
ゴルフ史に残したインパクトは他のことも含めあまりにも大きかった。戻れるものならあの時代に戻り、タイガーの全てのプレーをこの目に改めて焼き付けたい。
今年は悲願の優勝の実力があるのに勝てなかった私の大好きなダスティンジョンソンがペナルティを食らったのにもかかわらず、自分のプレーに集中し3打差で初優勝を遂げた。彼は心優しく嘘をつかない正直なプレーヤーである。真っ直ぐな心からを持ち、ルールに厳しく、今回も触ったかもしれないと自らオフィシャルに伝えたそうだ。結果的にワンペナルティを課せられたが、余裕のある勝ち方であった。全米オープンという名手しか勝てないので試合でしかも逆転て勝てたことは此れからのゴルフ人生は大きく羽ばたくに違いない。世界ランク3位に浮上。