前回に続き教会(チャペル)のお話。
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- 光と緑のチャペルウエディング―国内リゾート&シティエリア
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- ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- アメリカン・パイ 3/ウエディング大作戦
- 1月の最終週の週末、仕事前にだーりんと某S教会へ行きました。
- 前日深夜までの仕事に負けず、愛車「シビックType-R」(もちろん運転はあっしですw)で西麻布へ。
- 六本木ヒルズを抜けて信号を右折すると・・・なにやら坂がそびえたってます。
- 暗闇坂、という坂なのですが縁起も悪そうだしとにかくこんな傾斜じゃヒール履いて上れません。
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- 我々は車でしたが、マニュアル車ながら2速でなければ上がれませんでした。(←箱根の山かよ)
暗闇坂を上りきり、今度は角を右折。
すると急な下り坂が出現し、その途中に教会があった。
写真どおりの小奇麗な建物ですが、既にここまでで列席者のことを思うとアクセスが厳しい気がしてきました・・・。
そんな不安を抱えつつ教会前にクルマを止め、いざ中へ。
階段を上り、玄関を入ると正面に事務所があり、右に聖堂(?)があります。
我々が行った時は週末だったために他にも家族総動員で見学に来ているグループもいた。
予約名を告げると、まずは聖堂に案内された。(と言っても2、3歩右手)
そこでスタッフの方がおもむろに向き直ると、こうのたまった。
「聖堂内に入るときは、ご神体(?)があるので一礼して入ってください」
よく見るとお隣の家族連れもそのまま入ろうとして慌てて一礼。
こちらもつられて慌てて一礼した。
聖堂は高さ12mとうたってるだけあって高くて開放感がある。
ステンドグラスからも柔らかい陽光が差し込み、美しい陰影を形作っている。
英国の教会からそのまま持ち込んだベンチや調度品が落ち着いた風合いをかもし出し、存外短いと思わせるバージンロードもさして気にならない。
花嫁ドリーム全開!!!(≧▽≦)ノ(笑)
想像以上にいいんじゃない? とかなりウキウキしてきた。
しかしすぐに我に返って
「いろいろ勧められてもこのウキウキに流されずに断らなきゃ!(≧▽≦)ノ」(←それでもウキウキ)
と気合を入れてみる。
しばらくベンチで待たされるとベテランそうなおばさまプランナーが案内役で登場した。
後ろには太鼓もちよろしく若手のプランナーもつき、「今後は2人でお嬢様方をサポートします」とのこと。
教会なのにサービスもバッチリだ。
しかしそこでまた1つ罠に気づかなければならなかったのだが・・・。
プランナーにはまず教会の印象を聞かれる。
そして他会場を見たか、とか式のイメージとかをたずねられ、果てはドレスのイメージまで聞かれた。
ここでまた1つ、トラップが待っていたのだが、当然そのことに気づくはずもなく。
"ロマンティック浮かれモード”(←古。)状態のまま、教会を出てウエディング専用オフィスの建物へ移動した。
オフィスの向かいはレストラン「Cou-Boux」が基礎工事のまっ最中。
これまで教会の中庭だったところに無理やり建てちゃうそうだが、急坂の土地なので工事が大変そうだ。
そのおかげで遠回りして行かなければならず、直線距離にして20mのところを先ほどの凶悪な坂道を徒歩2分ほど歩いて到着した。
ダーリンと私は50人までの披露宴が出来るちょっとしたカフェ(というにはちゃっちいかも?)に通された。
他に数組がまさに商談の真っ最中だw
そしてとりあえずドレスのカタログとアルバム写真を出され、見る間もなくお客様カードを書かされた。
そこからが凄まじかった。
おばちゃん独壇場。。。ソロプレイがスタート。
なんていうか、ひたすらその新設されるレストラン「Cou-Boux」をアピールしてくる。
これまでは今話している場所で50人までの披露宴しかできなかったけど、「Cou-Boux」ができて140名までの披露宴に対応できること。
挙式が11月だけど、オープン1カ月でスタッフも慣れてくるだろうこと。
今は工事中で影も形もないが、(完成イメージを見せながら)いかに素晴らしいかを語ってくる。
ここはドレスの持込をしてはいけないそうなので、ドレスがどんなものがあるのかをクリアーにすることも1つの課題だったが、長い話をまとめると、仮予約をすれば試着ができるらしい。
しかし仕事の時間が迫ってきているので、そろそろ見積もりを出してほしいところ。
そのことを告げるとそそくさと見積もりを出しに行った。
これでゆっくり写真やドレスが見られる・・・と思いきや、一通り見終えてもう1周してもプランナーは戻ってこない。
ってかこれって放置プレイ?(笑)
さすがに仕事の時間も迫ってきてるので巻いてほしい。
郵送にしてもらっていい加減帰ろうかと思ったその時、ようやく戻ってきた。
しかし、見積書の説明も長い。
ドレスのこともあったので仮予約を申請すると、空きの確認をしに再び席を立つプランナー。
そしてまた放置プレイ。(笑)
ようやく戻ってきたプランナーはトリさんだったのか、再び説明を延々とはじめた。
ここの社員教育は
「ひたすら説明を長引かせればお客様は根負けして契約してくれる」とでも教えているんだろうか。
最近の小学生はキレやすいそうですが、あっしも若干キレ気味でプランナーの説明を切り上げさせ、会場を後にした。
しかも見積もりを見たら最低限の物しか入ってなくて60名で300万円超!
予算オーバーもいいところ。
そして11月まであのプランナーと付き合うことになるわけで。
私「どーよ?」
だーりん「・・・あのおばさんは何とかしてほしいね・・・」(; ̄▽ ̄)
人のいいハズのだーりん、ちょっと毒を吐いてしまいましたw
仕事を終え、帰宅すると父がまだ起きていた。
父は学校がカトリックだったので学生時代に洗礼を受けている。
なのでこの教会の話をしてみた。
そこで衝撃の新事実が!!!
というわけで長くなったので次回に書きます。