ときどき、 あ・そ・ぼ♪
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天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
・・まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・。


5月9日
お昼ちょうどの音楽が窓の外から流れている最中
チップは、虹の橋へと旅立ちました
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7才3ヶ月あと10日で7才4ヶ月に
なるところでした。。


昨年末から
段々と老化が進み
徐々に足の力や
食べ物を噛む力が弱くなりました



数日前からは
頭を持ち上げる事もままならず
手で介助しながらの食事や水分補給でした
それでも、必死に生きようとする
チップは亡くなる前の日の夜まで
息子の手に支えられご飯を食べていました
翌朝、朝早く飛び起き
ケージの中のチップの異変に気付き
ずっと、ずっと
息子や主人が手の上に抱っこしていました
みんなが学校に行き
私も家事もせず、ずっと抱っこしてました
段々と弱まる呼吸に
何度も何度も


よく頑張ったね。
ちーちゃんは強かったね
本当、ありがとうね。
7年間楽しかったよ。
また必ず会おうね。

繰り返し繰り返し言いました



手のひらに感じていた
チップの心臓の動きを感じなくなった時は
つらくて、つらくて
声をあげて泣きました



最後の2ヶ月間は
大好きなピスタチオも食べられなくなり
カスタムラックスやミルク
すり潰した果物で生きてきました
亡くなる1週間前からは
果物を食べると下痢をしてしまうので
果物も食べられませんでした


頭を支えるのもやっと
身体を真っ直ぐにしていられず
直ぐに横に倒れてしまい
毛布で身体を支えたりしながら
食事をしていました


最後の5日間は
私達の手で抱っこしないと食事もできず


それでも、必死に
最後まで諦めなかった
チップ
最後まで頑張ってくれて
本当にありがとう


最後の1週間は
淋しい気がしてたのか
ケージに入れると
無い力を振り絞って
ケージの柵に手を伸ばし
顔を出して
抱っこして!とせがんでたね
だから最後の1週間は
部屋のソファーの上で
ずっと家族の誰かに抱っこされて
眠ってたね


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今まで、たくさん、たくさん
ありがとう
シマリスと暮らせるなんて
夢のような7年間でした



タイガーになる事も1度も無く
コップに頭を突っ込んで
お姉ちゃんのジュースを飲もうとしたり
まだ剥いてる途中のリンゴを
丸ごと齧ったり
私の肩に登り、髪の毛で遊んでみたり



本当、思い出はたくさんあるね。



最後は、あまり動けなかったけど
もう、きっと走り回れてるね
すばしっこいもんね。チップは(笑)



虹の橋へ旅立つ時たくさん持って行った
大好きなピスタチオもいちごも
さくらんぼも頬ばれてるよね。きっと



チップ。
そこには、お友達はいますか?
虹の橋のたもとでみんなと遊びながら
待っててね




ありがとう
チップ。