地下鉄の中でもしかしたら、

キミをみつけるかもしれない。


もしかしたら、

キミは記憶を失っていて、

何もなかったように、隣に座っている私を

偶然の隣人として

見るかもしれない。


そんな

0.1%にも圧倒的にみたないことを

想像してみる。

だから、今日も地下鉄にのって仕事にいける。


何度かの偶然ののち、

私は声をかけるだろう。

そして、はじめてのように、新たな記憶をつくれたらいい。


そしてまた地下鉄で帰る。

そしてまた明日も同じ想像をするのだろう。


いっそ、なくなってしまうのが私の記憶ならもっといい。


よくわかったよ。

あなたの描く未来と

私が望む未来は大きく違うってこと。


思いが強ければ

あなたと私の未来は実現するはずって

そう思っていた。


でも、あなたの想いは変えられない。


距離を置こう


距離をおいて、あなたを見よう。


そしたら、少し楽になるかもしれない。


心の中から少し、あなたを外に出してみよう。


もう心の中であなたを一番に考えない。

もうあなたを一番に優先させない。


自分の中でそう決意する。


距離。


歩いていくのは一人だ。




連絡来ないよ。。

ひどいよ。。


メールしようか。

でも、また私からなの?


窓際で

アイスクリームを食べる。

マカダミナッツが舌に残る。

にがいよ。



夏の空は青いね。

一緒に見ようよ。


それだけ打つ間に

アイスクリームが溶けてしまった。