温泉備忘録、再始動

今度は三日坊主にならないように無理なくいきます。徒然なるままに。


新しい試みとして最近凝っているゴリラのイラストとともに紹介していこうと思います。



逆に言うと良いゴリラが描けた温泉から記録もつけていきます。時系列は無視。尖ったアーティストかな?

でも、ゴリラ×温泉のアートが見られるのはココだけ!!


さて、再開記念すべき一湯目は



白骨温泉(ふゆのすがた)

長野県の松本市にある言わずと知れた有名温泉地。乗鞍岳の東側山腹に位置しており、冬季は深雪に閉ざされます。

日帰り利用ができる公衆浴場(露天)など、冬季は休業している湯もあるので注意です。


交通手段としては車かバス。

バスは松本駅から直通で約90分。マニアックですが、奥飛騨(平湯バスターミナル)からでも2時間かからないくらいで移動できます。

ただし、どちらも本数が非常に少ないので、時刻表とよく相談する必要があります。

一方で車は時間に自由はききますが、冬季はガチガチの装備が必須になります。

タイヤはスタッドレスかチェーン、それに加えて四駆じゃないと坂が上れません

少し下の乗鞍高原くらいまではあれ?そんなに雪ないじゃん?とゴリゴリいけるんですが、そこから急に雪深くなるんです。

冬装備無しでは絶対行っちゃダメ!温泉ゴリラとの約束だゾ!


ちなみに四駆を持ってない方は苦肉の策として、レンタカーを借りるという手もあります。

冬季信濃のレンタカーはスタッドレスは標準装備だったりします。これマメな。


さて、温泉の説明に戻ります。

白骨という随分怖い印象を受ける名前ですが、元は「白船」と言われていたようです。

湯の成分が浴槽に付着すると白い結晶になり湯船が白い船のように見える、というのが由来なんですって。なにそれオシャレ。

そこから白骨になったのはなんかの小説で使われた名前が定着したとか…(うろ覚え)


泉質の特徴としては何よりもその色、絹のような白い濁り湯です。


綺麗だ!


そして乳白色の湯は酸性であることが多いのですが、この白骨の湯はほぼ中性の弱酸性なんです。

しっとり優しめで入りやすい!

一帯には10数本の源泉があり、お宿によって微妙に泉質が違ったりします。


温泉のざっくりとした概要はこれくらいにして、お宿の紹介へ。

白骨温泉には10軒ほどのお宿があるんですが、今回の宿泊はその中でも特に奥の方に鎮座する「小梨の湯 笹屋」さんにて。



ゴリラのイラストにも名前出てますね。

ここは秘湯を守る会の登録お宿でもあり、スタンプ集めも兼ねて決めました。

ある程度年齢重ねていて、温泉に通じている方ならあの事件を思い出しちゃいますよね。

良い子はググっちゃダメ!


ということで。


久しぶりの!

 

白骨温泉「小梨の湯 笹屋」

(*゚▽゚)ノ独断と偏見による評価

ロケ☆☆☆☆☆

部屋☆☆☆★★

接客☆☆☆☆★

メシ☆☆☆★★

温泉☆☆☆☆☆

あら、かなり高得点!


ロケ

白骨温泉のメイン道路から少し入った場所にあり、白樺林に囲まれて静寂なひとときを過ごせます。

有名な「泡の湯」や「グランドホテル」などが規模が大きなお宿であるのと比べると、部屋数も少なく本当に静か。

喧騒を忘れられるGOODなロケーション

コロナの影響が出てから、稼働させる部屋の数を絞ってるそうでお籠り属性が更に高まってます。

ちょっと奥まった場所にあると書きましたが、バスで来た際はバス停まで送迎をしてくれるので移動はノーストレスです。地味に嬉しい。


白骨温泉全体としては、グネグネ曲がった山道沿いにポンポンと旅館やホテルが点在している感じ。

いわゆる、歩いてぶらぶらできる温泉街ではありません。

グネグネ道の麓に公衆浴場やお土産屋、温泉付きの喫茶店などはありますが、殆ど利用したことありません。

基本的にはチェックインしたら、出歩かずその宿でのんびり過ごすというのがスタンダードだと思います。

「泡の湯」をはじめ、もらい湯できる旅館もチラホラありますが、コロナの影響で休止してるところも多いみたいです。

 

夏は新緑、秋は紅葉、冬は大雪どの季節にいっても自然たっぷりで素晴らしい環境ですが、やっぱり雪見風呂ができる冬が一番お薦めかなぁ。

交通面ではハードだけど。

 

部屋

部屋はスタンダードな和室。シンプル。

離れタイプもあるけど、冬季は雪崩の危険があるため閉鎖しているらしいです。なにそれこわい。


部屋への立入を減らすため布団は最初から敷かれてました


和室ということで布団だったんですが、マットが超分厚くてベッドみたいになってました

これはよいぞ。ぐっすり眠れました。

和室のお宿にはみんなこれを採用してほしい。


館内は靴下で歩き回れます。

抗菌仕様の畳っぽい素材のマットが敷いてあります。但し、歩き回っていると結構冷えます。冷えは足元からってのが分かんだね!


以前来た時にはあった自動販売機が撤去されて、代わりにフリーの冷蔵庫が設置されていました。

面白いシステム、なんとドリンクは飲み放題!

アルコール類は一人一つまででしたが、下戸の温泉ゴリラには関係ありません。

あ、持ち帰りは当然不可です。


自動販売機、少し前はどこの旅館もあった印象ですが、最近は雰囲気重視のために敢えて置かない旅館も見られるようになってきてます。

値段設定が微妙に高い自動販売機、旅館の風物詩だったのになぁ。

無い方が雰囲気良くなるというのは禿同ですが、少し寂しい気もしますね。


接客

良かったです

ちょっと諸々あって宿泊プランについてわちゃわちゃなったんですが、真摯に対応してくれました。

また、三回目の宿泊だったんですが、前の宿泊記録が残ってるみたいで、それを活かしつつ快適さをあげようとしてくれる感じが良かったなぁ。

温泉ゴリラが夕飯時にソフトドリンク頼んでるのから下戸であることを察して、次回から食前酒をノンアルにしますよ、と言ってくれたり。

プロやねぇ。。。


メシ

食事は個室タイプのスペースにて。

最近はやっぱりこういう個室タイプが増えましたね。コロナめ。

防寒対策で暖房と膝掛けが用意されていて快適さはGOOD

 

献立はこちら。



信州サーモンや蕎麦がきあたりに地域の特異性を感じます。

書いていないけど、信州ポークのしゃぶしゃぶには温泉水が使われています。

飲泉可の温泉地ではよくある、隙あらば温泉使ってやろう的な。正直好きです。

余談ですが、朝飯には温泉を使った温泉粥が食べられます。美味いぜ。



季節の揚げ物で揚げ餅が出てきたのは驚きました。てっきり山菜の天麩羅とかだと。

でも、この裏切りも嫌いじゃない。

食卓に笑いや会話が生まれますよね。多分そういう意図ではないけど。


そしてここの名物がこちら、岩魚の笹巻き。

笹屋、だけにね。(๑‾᷆д‾᷇๑)✧ ドヤッ!

身が柔らかくて骨も気にせず食べられます。

美味しいけど、脂を欲している若者には物足りないかも。


あと特記事項としては漬物への力の入れようがすごいことかな。



野沢菜漬けと赤かぶ漬け。このボリューム感、もはやおかずだよね。

野沢菜は外で付けるのでちょっと凍ってるんですよ。信州でたまに出くわす漬け方です。

シャリシャリとした食感がGOOD


温泉

内湯と露天風呂が別々にあります。

(ドアなどで繋がっていません)


内湯は大きなガラス窓を開放すれば半露天になるんですが、冬季はガラスを締め切るため露天感はなし。


泉質は含硫黄の炭酸水素塩泉。ここはpH6.6くらいなのでほぼほぼ中性ですね。

数値だけみるとあまり特徴なさそうなんですが、とにかく見た目がつよい。かてない。

美しい乳白色で陽の当たり方などによっては少し青みがかって見えます。

とにかく美しくて、思わずため息出ちゃう。


沢山の良い温泉地を内包する神県の長野様でさえ、白濁の温泉は多くありません。

この色、この辺りだとかなりレアってコト。

含硫黄なのでしっかり硫黄臭もして温泉然としています。

目も鼻も楽しませてくれる上に、湯が中性で万人受けするであろう肌触りやしっとり感もあります。

非常にバランスの取れた泉質。


さらに前述のとおり、飲用可。

内湯には使い捨てコップがついてます。



ガチ勢はやっぱり呑みたいんだよね。


・・・・・・・ゴクリ

(;・`д・́)


ほんのり苦酸っぱくて、鼻に抜ける腐卵臭。

美味しくは無いけど呑みやすいタイプです。

ビジュアル強めなのに飲泉できて味も尖ってない湯って珍しいんですよ。ギャップ萌え。

こいつ飲んでもイケるんか。

らめ好きになっちゃう…///


湯が超絶イケメンなのは書いたとおり。

更に紹介したいのがそのロケーション。

ここの露天風呂は夜は10時まで、朝は7時から利用できて、空いてれば鍵を掛けて使える緩い貸切性。(一回30分が目安)

規模が大きな白骨温泉で貸切で使える露天風呂はかなり貴重です。



雪に囲まれたこの異世界感よ。

脱衣所は足元から凍りつくかと思うほど寒いけど、それを忘れちゃうくらいの絶景。



内湯もそうでしたけど、湯の成分が浴槽や床をコーティングしていて独特の質感を生んでいます。

これがまた綺麗なんだわ。


やっぱり雪見露天は良い、冬は温泉のハイシーズンだと再認識。

湯の温度もいい具合に熱めで、一度浸かってしまえば雪が降ってても無問題です。

30分なんて短すぎるここに棲みたいってなりました。

ちなみに温泉ゴリラは滞在中に4回くらい浸かりにいきました。あたおか。

 

総評としては&高。

部屋とメシはちょっと辛めに評価しましたが、どちらも悪いという意味ではないです。

特に文句がないという意味では、寧ろ良い部類と言ってもよいかも。

さらにロケと温泉が圧倒的。温泉については☆6つあげてもいいくらい。カンスト。

やっぱり白骨温泉は良いね。名湯といって差し支えないでしょう。

「冬のアクセスの悪さ」と「温泉街ブラが出来ない」くらいしか欠点が見当たらない。

 

超絶オススメな温泉地なので未訪の方は是非!


おまけ

白骨温泉で一番有名な「泡の湯旅館」もイラスト紹介!



昔描いたイラストの手直しですが。

ここのウリは大きな混浴露天風呂

景色がとにかく素晴らしくて白骨温泉に行ったのなら一見の価値はあります。

但し、広いが故に露天の湯はぬるめです。

夏場はいいけど、冬場は暖まるまでに時間がかかりそう。

あと、有名が故に露天が混み合います。混浴ということもあり、のんびり浸かるのにはあまり適していないかも。


ちなみに泡の湯について、温泉ゴリラ的なオススメは内湯だったりします。

内湯は湯が透明でインパクト薄め、スルーされがちなんですがこれも立派な温泉というかこっちの方が新鮮な湯なんです。

実は白骨の湯は湧き出し時点では透明で、空気に触れてることによって酸化して色が白く変化するんです。

つまり湯が透明なのは空気に触れていない、新鮮さの証なんですね。

ここ、テストに出るからね!


バキバキに新鮮なので、内湯の湧出口近くにいると体に細かい気泡が付きます。

これが泡の湯の由来にもなったという現象です。お訪ねの際は是非体験してみてください。


って、おまけでアツく語りスギィ!

参考にしてね(白目)


温泉ゴリラの温泉道はまだまだ続く、、、