5月6日、高知県の四万十市で文旦栽培をされている渡辺農園さんを訪ねました。
この時期は受粉作業の真っ只中。
文旦は自家受粉では質のよい実を結ばないのだそうです。
そのため渡辺農園さんのところでは小夏の花粉を文旦につけています。
八朔やみかんなどでも出来るそうですが、小夏は花粉が多いので小夏にしているのだとか。
そのため渡辺農園さんのところでは小夏の花粉を文旦につけています。
八朔やみかんなどでも出来るそうですが、小夏は花粉が多いので小夏にしているのだとか。
さて実際の作業は。。。
まずこの小夏の花を1日1つ1つ摘む作業。
摘むだけでも大変な作業ですよね。
こちら小夏の花です。
ここから花粉を取ります。
なんとこの小夏の花、丸1日摘んでもこの容器に2瓶くらいの量しかとれないそうです。
こちら小夏の花粉に色をつけたもの
雌しべの先端がピンク色になったものは受粉作業が完了した印。
この受粉作業は毎年ゴールデンウィークの一大イベント。
文旦栽培のなかでも大変な作業の一つだそうです。
文旦栽培のなかでも大変な作業の一つだそうです。
この作業があってこその、あの美味しい文旦がなるんですからね。
このあと、受粉作業が終わると夏~秋にかけてより良い実を選別する、摘果作業になるそうです。