映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』 | ベンチャー企業の元役員のアメブロ

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渋谷のベンチャー企業の子会社2社の役員をしていました。

有楽町で見てきました。

23日から上映が始まり、映画の公開を知ってから楽しみにしていました。

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個人的にも参考にしている山本五十六の名言ですが、

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

「苦しいこともあるだろう 言い度いこともあるだろう 不満なこともあるだろう 腹の立つこともあるだろう 泣き度いこともあるだろう これらをじっとこらえてゆくのが 男の修行である」

などは作品中には出てこなかったのですが、

非常に忍耐強い人で、軸がどっしりとした印象を持ちました。

日独伊三国同盟の締結を最後まで反対し、

自身の信念と実際の決意が異なるジレンマを持ちながらも、

戦い続ける精神力は尋常ではないのだと思います。

作品中にも言っていた「心は二つ、身は一つ」が最も心に残った言葉です。

また、五十六氏がぽろっと言っていた、
「日本人は良くも悪くも忘れやすい民族だ」

(たしかこんな表現だったかと)

は非常に共感しました。

これは、現代にも通ずることだと思います。

そもそも映画を通しても、

当時と現代では大方変わらないようにも感じました。

当時は直接的かつ短期的な「戦争」というやり方がはびこる中、

現代の日本は「戦争」そのものの手段は日本として取らないまでも、

それがもっと複雑化しているだけて、

本当はもっと深刻な状態なのかさえ感じさせられる映画でした。

ちなみに、

今回の映画はクリスマスモードさながらの有楽町で義理父と二人で見に行くという

(奥さん側は戦争や歴史の映画は積極的には見ないためw)

新しいシチュエーションでしたが、楽しかったです。