野菜なんてこんな土で育つわけね-じゃん | 化学肥料と農薬に頼らず自然でやさしい美味しさに育つ『炭素循環農法』で野菜を栽培している農家のブログ

化学肥料と農薬に頼らず自然でやさしい美味しさに育つ『炭素循環農法』で野菜を栽培している農家のブログ

2013年7月から近所の耕作放棄地を再生して、農薬や化学肥料は使わない『炭素循環農法』で野菜をつくりはじめました。畑の様子や、無人販売の様子、野菜の作り方などを情報発信して行きます。



べじまにあです、

タネまきから1ヶ月。

キャベツの苗です。

ようやく定植することができる苗に
仕上がりました。

去年よりも状態がいいので
個人的に満足しています。

去年との違いは肥料ですね。

今年は本葉が出てからIB化成を1粒
土の表面に仕込んでおきました。

IB化成は約1ヶ月ほど効果が持続する
肥料なので肥料切れすることなく
順調に育ってくれたと思います。

有機分は腐植で補っているつもりです。

土に1割ていど腐植を混ぜています。

化成肥料だけに頼りすぎるのも個人的に
嫌なので腐植の絶大な力をおかりして
健康な苗に育ってもらいました。

これから定植をしようと思っているのですが
残念なことに今日は今から大雨が
ザンザン降ってくるというあいにくの
天気予想です。

といっていたら、ぽつ。ぽつ。と
雨が降ってきちゃいました。

天気予報は正確ですね。

「昼から大雨になるでしょう」と
言っていましたが、本当に今は
大雨状態です。

これじゃ苗は植えれません。

なのでもう少しブログを書きます。

今日、実は家庭菜園の教室を
午前中に行なっていました。

公には「教室やるよ」って告知して
いなかったのでシークレット教室でした。

参加者はひとり。

シークレットにふさわしいと思いませんか?

いわゆるプライベートレッスンです。

でも参加費は無料。

1時間30分、濃い-話をしていました。

内容はこんな感じ・・・

家を建て、手つかずの庭を畑にしたい!
と思っていたまだ若い彼女。

1歳の娘もいて、子供に庭でとれた
美味しい野菜を食べさせてあげたい。

トマトを作って喜ばせてあげたい。

ナスやきゅうりもつくってあげたい。

あー夢が広がる。

でも、

素人で何をしたらよいのか
よく分からない。

どうしよう。

・・・

山を切り崩した土地を宅地分譲した
場所なので、基本の土は山土です。

地域によって山土の様子は少しずつ違う
と思いますがこの地区の山土の定義は、

山土=茶色の粘土のような土。

山土=石だらけ。

という感じ。

もっと簡単にいうと「野菜なんて
こんな土で育つわけね-じゃん」
という感じです。

彼女はとにかく「今の状況で私は
具体的に何をしたらいいのか?」
と悩んでしました。

私は彼女の知識がどのくらいあるか
をずーーとヒアリングしていました。

そして、彼女が本当に知識ゼロの状態
だということに気がつきました。

家庭菜園を始めたばかりの頃の私と
全く同じ状態だと分かりました。

なので堆肥や肥料の違い。それぞれの
役割。家庭菜園で絶対にやってはいけない
3つのこともお伝えしました。

その結果、超喜んで帰って頂きました。

彼女の声:



教室は楽しいです。

私も毎回勉強になります。

「あーみんなこんなことで悩んでいるんだ、
だったらこれやったら面白いんじゃない」

みたいな発見が毎回あります。

もしあなたが私の近所なら、お時間の
あるときにでも参加してみてください。

面白いですよ。

べじまにあ。