「たんじゅん農法」(炭素循環農法)に取り組まれている農家さんを訪問して、栽培方法を勉強し、いちごと小松菜の収穫体験をしました
○日 時 平成26年3月9日(日) 10:00~12:00
○場 所 Kamos(茨城県笠間市本戸)
Kamosは、まさに「醸す」のこと。
ご自分たちを「微生物のお世話係」と称する、横山さんからお話をいただきました。
「たんじゅん農法」は、無施肥、無農薬。土の中の微生物を元気にすることで、作物を元気にする農法とのこと。
えさ(木などを砕いたもの)や空気を微生物に与えて、その微生物からの養分を作物が取り入れて収穫という循環が生まれるとのことです。
私たちに教科書はない。すべて自然が教えてくれるという横山さんの言葉が印象的でした。
イチゴのハウスへ。
ほとんど何もしていないとのことですが、まだ白いイチゴでも甘くて驚きです
そして、小松菜の収穫
そのままつまみ食いしても、シュウ酸が少ないのでえぐみがありません。
施肥しないので、 チッ素・リン・カリウムのバランスも自然にとれるとのこと。
通常なら石灰でPH値を整えるくらい酸性の土壌でも、ちゃんと作物が育っているとのこと。
自然の力は不思議です。
私たちは、化学肥料などを否定する団体ではありませんが、新たな農法に挑戦されている方々のお話を学ぶことができ、参加者それぞれ、また1つ見聞が広がったことと思います。
お忙しい中、お時間を割いてくださった横山さんはじめKamosの皆さま、ありがとうございました。
また勉強(微生物のお世話?)させてくださいね
この後のランチ会の報告は、宮本さんからです
ジュニア野菜ソムリエ 大高めぐみ