福島第一原子力発電所事故の影響から農産物の価格が低迷する中、全国第2位の農業産出額を誇る茨城の中でも最も産出額の多い鉾田市が、農産物(メロン、根菜類、いも類)から放射性ヨウ素及び放射性セシウムともに検出されなかったことを確認し、安全宣言を行いました。


 下記URLから「鉾田市産農産物(メロン、根菜類、芋類)の安全性について」をクリックすると内容を見ることができます。


鉾田市トップページ

 http://www.city.hokota.lg.jp/

「鉾田市産農産物安全宣言」掲載ページhttp://www.city.hokota.lg.jp/20110312jishin/nousakubutuannzennsengen.html
  (※リンクフリーとのことなので、勝手にリンクさせていただきました)


 特に、メロンは茨城県の顔とも言える全国一の生産量を誇る青果物で、これから出荷盛期を迎えます。ビニールハウスの中で栽培され、ネットが張った硬い皮で覆われている食用部分は安全性が高いと考えられていましたが、これで科学的にも安全が確認されました。

 ですから、風評に踊らされることなく冷静に判断して、安心してたくさん食べましょう。

 県内トップ産地である鉾田市のメロンをはじめとする青果物については、当コミュニティの勉強会でも高く評価しているところです。しかしながら、原発事故にかかる風評害が発生し、たいへんに心配していたところに、メロンの出荷盛期を前にタイミング良く安全宣言が出されました。この内容は、出荷品にも付けて出荷されるようです。


 出荷制限などの記事は広く取り上げられ、生活者の不安を背景に広がりますが、安全宣言は広がりにくいこともあるようです。安全なものが不当な取り扱いをされることは我慢なりません。この安全宣言は、科学的根拠を背景にした産地の切実な声です。良識ある生活者の皆様、是非とも口コミで広めてください。


 当コミュニティでは、今後も茨城県産の青果物をかわらずに応援し続けていきます。


                   (野菜ソムリエ J.S)


県内の農家のみなさん、風評にめげずに頑張ってください。