2009/2/7(土)に開催した、

ベジフルコミュニティいばらき会員の勉強会の様子をご報告します。


日時:石岡中央青果(株) 16:00~

参加者:18名


県内でも数少ない民設の青果市場である石岡中央青果(株)様のご協力により、施設見学と、市場流通のしくみについてのご説明、意見交換会を開催することができました。


ベジフルコミュニティいばらき-石岡1

まずはじめに、市場の施設内の見学です。


ベジフルコミュニティいばらき-石岡2


私たちが集まった時間が夕方ということもあって、翌朝競りにかけられる荷物が品目ごとに整理されて積まれていました。

地元生産者の物ばかりではなく、必要に応じて全国から荷物が集められるそうです。

翌日の日曜日は休市であったため、トラックの出入りは少なく、荷物も多くないとのことですが、スーパーや契約先の都合に応じて休み無く稼動するとのことです。


ベジフルコミュニティいばらき-石岡3


最短で私たちの手元に届く流通のしくみもわかりました。

市場では夕方~夜のうちに生産者より青果物が集められ、翌朝競りにかけられて、その日のスーパーの店頭に並べられるというのが可能で、鮮度がもっとも早く消費者に届けられる地方市場の良いところではないかということです!


改めて気にするようになると・・・地元を拠点とする小~中規模のスーパーへ行ってみると、あちこちの店頭にある!ある!石岡中央青果の生産者さん「い印」のマークが付いたテープや箱で詰まれた青果物がたくさん出回っています。なんだか知っている地元のだと思うだけで凄く愛着が沸きますねラブラブ


ベジフルコミュニティいばらき-石岡4

カメラ左より、常務 高野様、社長 鴨志田様、会長 萩原様、IFC(青果卸担当)高橋様


続いて、社屋に移動し、会議室にて意見交換会。


まずはじめに、石岡中央青果 萩原会長より、市場流通のしくみについて教えていただきました。


生産者から消費者へ。

その過程にある「流通」について、「物流」と「商流」という2つの観点から、市場法が整うまでの歴史、昨今の流通事情の移り変わり、現在の市場の役割など、とてもわかりやすくご説明いただきました。


その後、消費者の観点から感じる市場に対するイメージなどの意見や提案を会員から発表するなど、意見交換を行い、会場を移した懇親会(意見交換会の続き・・・)を行いました。

会員同士の懇親もとても盛り上がり、遅い時間まで大変楽しく実施することができました。


なかなか一般の人が立ち入ることができない市場での見学、そしてなかなか知りえることができない市場についての情報を得る貴重な機会となり、私自身、市場に対するイメージがとても変わり、青果物の評価や信頼のために必要不可欠な場ではないかと強く感じることができました。

また今後もこのような機会を通じて、会員の知識の研鑽や懇親だけでなく、意見交換などの場を増やして茨城の農産物のPRに役立てていきたいと思いました。


ご協力いただきました石岡中央青果(株)様に心から御礼を申し上げます。

会員の皆さんも、県内各所からお集まりいただき、ありがとうございました。

今後の勉強会も充実したものになるよう、皆で盛り上げていきましょう!!



ベジフルコミュニティいばらき

代表 田野島万由子