真夏の畑に出てみよう!
~来るべき収穫の秋に向けて~

日時:2007年8月4日(土) 10時~12時
場所:小竹善和さんの圃場(下妻市)
参加人数:6名

ベジフルコミュニティいばらき第二回目の勉強会が真夏の暑い日に行われましたベル

講師は小竹善和さん(VFCいばらき所属、ベジタブル&フルーツマイスター)、テーマは「生産現場に出てみよう」。

葉もの野菜を中心に夏季の栽培について畑で学ぶのが目的です。
参加人数は6名とちょっと少なかったけど、その分密度の濃いものとなりましたよニコニコ

◇水菜の播種・収穫・調製作業◇
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まず始めに水菜の種を播く作業を体験。
一同ビニールハウスの中へと移動音譜
種を播く場所だけに丸い穴があけてあり、一つの穴にコーティングされた種を二粒ずつ入れていく作業を行いました。
ビニールシートをかけておくと雑草が生えるのを防ぐだけでなく、水分保持にも役立ちます。
マルチの色は白・黒・グリーンなどがあり、状況によって使い分けているそうですクローバー
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午前中とはいえやはり夏のビニールハウス内は暑かったです!ちょっといるだけで汗がじわじわ・・・あせる
自然ホットヨガ状態でしばらくいたら痩せそうにひひ
でも作業を終えた後はとてもすがすがしい気分でしたよ~ヒマワリ
次は水菜の収穫。
どれも新鮮でおいしそうで、その場で食べたいぐらいでした。
強く引っ張るとポキッと折れてしまうので、力加減の調節が必要。
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続いて調整作業。折れているものなどを取り除き綺麗な状態にし、重さを量り袋に詰めました。
普段は機械でやっているそうですが、今回は手作業を体験しました。新聞紙で水菜を両サイドから包んでビニール袋にいれ、新聞紙だけを抜き取るとびっくりするぐらいきれいに入り、うれしくてつい笑顔にニコニコ
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お店に売っている状態になり、皆少々感動しました。

◇抑制アールスメロンの栽培見学◇
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メロンの生育状況を見学しました。小竹さんが運転する軽トラの荷台に乗せてもらい移動音譜
天気がよかったのでとても気持ちよかったです。皆子供のような笑顔ではしゃいでしまいましたアップ
生育状況が違うビニールハウスが並んでいました。
まずはまだ実がなって一週間のもの。まだ小さくてかわいかったですラブラブ

続いて二週間目のもの。二倍の大きさになっていました。
さらに大きくなり、少しひびが入っている状態のもの。果皮の色を白く均一に仕上げるために一つずつ大切に新聞紙がかけてありました。また、糖度むらをなくす効果もあるようです。
このひびがあのメロンのネットになります。
温度や湿度、水などの条件が揃わないと綺麗につかないそうです。
このようにメロンは一玉一玉大切に育てられていくんですねドキドキ

◇冬瓜の栽培見学◇
また軽トラの荷台に乗せてもらい、今度は冬瓜の栽培見学へGOアップ
収穫されたばかりの冬瓜は産毛が生えていてチクチク~。
店頭に並んでいるものよりくすんで見え印象が違いますよ。
出荷される前に布などで磨かれてつるつるの状態にされます。
店頭では、丸ごとではなくて切ったものが並んでますよね。
今回収穫した冬瓜の重さは10kg近くあり、とても重くて驚きました目

◇摘果メロンの試食◇
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作業場に戻り、最後は小竹さんがすでに摘み取ってくれた摘果メロンの試食をさせてもらいました。
アールスメロンキラキラは一株に一玉だけ実をつけるよう、残りの果実を小さいうちに摘み取って育てます。この摘み取ったものを摘果メロンといいます。
8/9にインナービューティーレストランで使うために準備してもらったものです。
その時のお店「エレガンス」で食べたピクルスもおいしかったけど、生のままでもみずみずしくて暑い日の水分補給に最高でした。

いちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちご
私たちは今後もこのような体験を通して知識を増やし、生産者と生活者の架け橋となり野菜の魅力を伝えていきたいなと思っていますベル
畑を見て体験することは私たちソムリエにはとても大切です。また機会があれば生産現場をどんどん体験したいですね音譜
うちに来ていいよ~なんて生産者の方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひコミュニティまでご連絡くださいラブレターお待ちしておりますニコニコ


小竹さん、お忙しいところ本当にありがとうございましたニコニコ

◆レポート◆
 ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター
 井上 由恵