部活においても人間関係においてもあの高校には入らなければよかったと激しく後悔している。
でも一つだけよかった事もある。
一生付き合って行きたいと思える部活の先輩達と出会えた事。
これは唯一の救いだ。
ダブルス大会にて。

一試合目。組み合わせにも恵まれ、第4シードを貰った。予選リーグ一試合目。相手は昔勝った人と中学生。余裕だとタカをくくっていた。相手のサービス、レシーブが思っていたよりも全然上手い。緊張した。1セット目を取られて更に緊張が高まった。負けるんじゃないかという考えが脳裏をよぎって体がガチガチになった。緊張し過ぎていつもでは考えられないほど、ボールへのインパクト、引っかけが弱い。ミスをするのが怖くて本当に相手の回転に合わせて当てるだけになっていた。パートナーがサーブ、レシーブ、3球目の得点力でカバーしてくれて勝てた。本当にギリギリの勝ちだった。
試合は三位だった。
でも、一試合目を落としていたら予選で負けだった。
技術以上に、自分の心の弱さを思い知らされた。
人から頼られる人間は責任を引き受ける事のできる人間。だから私は他人と仲良くできても頼りにされる事はないのかもしれない。