月とアステロイド・ベルト

 

 

 前の本でも書きましたが、地球はこの銀河の中で安全地帯に位置するため、改良し発展させていくにも都合のよい場所にあるという利点がありました。そこでオルマという女性(40代くらいに見えるシリウス人)がその計画を任せられます。
 彼女は生物学者ですが、我々が想像する以上の能力をもっています。彼女は、地球の植物や動物のDNAを進化させる為のフォースを作る複雑な計画を練っていきます。そしてその巨大砂嵐を地球の大気圏から排除する計画も立てて行きます。

 



 オルマが最初に思いついたのは、ガス質である木星か土星の月の一つを地球の月として持ってくることでした。生物のいない星の月ですから、そんなに問題がないと思ったのです。しかし、木星の月達も木星での役割があるので、それを操作するのは良くないと考え直します。

 

 

 ガス質の衛星を地球の周りに作る必要があり、宇宙で重要な水の話についても話し合わられています。水が星の中核のシンギュラリティのポイントの中にある話をしましたが、この水は黒く、地上の水とは異なるものです。その水の原子を見ても違うものでした。液体ですが"重い"液体で黒く、非常に"エネルギー"の高いものなのです。そして、星の魂であり、その意志が星の全体を創造しているのです。


 オルマは、シリウス人の高次元の先祖である古代シリウス人の評議会に相談します。そこで素晴らしい提案をもらいます。もう何千年も使っている古い母船を地球の衛星としてはどうかという話でした。オルマは、その提案は素晴らしいと思いました。どこかの星の月(衛星)をもってくるよりも、はるかに副作用がなく、安全な方法でした。


 力場の放射と塵の引力を行います。明らかに、すべての塵を引き付けるために重力の負担を増やす必要がありました。
 何千万年も前からあるシリウスの古代母船を改良して”月”を造ったのです。地球の衛星である月がなぜ、ボコボコと沢山のクレーターのような跡があるかというと、その砂嵐の砂の塊が直径20キロくらいあり、それが月(古代母船)にぶつかったことで出来たのでした。衝突の痕跡ということです。この証拠は、のちに月の後側について世に明かされた際に人々に知らされることになるでしょう。



 月の内部は、空洞で中心部に小さい青白い光を放つ太陽のようなものが作られています。それがエンジンのようなものでプラズマを作っています。この古代母船内には、かつて人々が暮らしていたと思えるような部屋もありました。


 シリウス人達が、我々人類と地球の進化のためにどれだけ努力して、長い時間を費やしてきたことか、その銀河レベルでの使命に対する彼らの並々ならぬ献身に敬意をもつ必要があると思います。彼らは、ご存知のように、進化を加速させたいと考えていますが、自然法則には反したくないのです。



最後にアステロイド・ベルト(小惑星帯)が何かということが書かれています。

 今の科学者が言っていることの比較が書かれていますが、現代科学者が言っていることは、あまりにもバカげているので飛ばします。それでラドゥが見た本当の過程だけ説明します。

 

 

 木星と火星の間に昔、マルデックあるいはティアマトと呼ばれた惑星がありました。

 


 そして、それは非常に大きく海王星よりも大きかったのです。何故マルデックが爆発したかという事を見る許可は得られず、見ることが出来なかったのですが、とにかくマルデックが完全に爆発し粉々になり、ちょうど火星と木星の間に、これらすべての小さな破片に砕け散ったそれが小惑星の帯となって回転しているのです。



 そして、それが起こったのです。 
それは直接的なことではありませんでした。 ユカタン半島に落ちた巨大隕石が恐竜の絶滅の原因だと学説にありますが、実際にはこのマルデックの爆発が原因です。
マルデックがなくなった事で地球にも影響があり、環境が変わったことで恐竜は生存できなくなってしまったのです。
 


 ケレス(Ceres)と呼ばれる準惑星とベスタ(Vesta)と呼ばれる小惑星がアストロイド・ベルトの軌道の中にあります。それから木星の衛星(月)は、80個あるのですが、大きいものや小さいものが入り混じっていて、最も大きいのが最も外側の軌道にありますが、これも矛盾しています。だから、マルデックが崩壊した時に、マルデックの衛星が木星に引き寄せられて、木星の衛星になった可能性もあると書いてあります。



とにかく、我々の太陽系にある地球の衛星、月は、シリウス人(アヌンナキ)の古代母船だったというところで7冊目が終わります。


以上で、「地球の真実の歴史-ラドゥ・シナマール」は終わります。
ご愛読ありがとうございました。