- ライヴやらなんやらでご報告が遅くなりましたが、昨年9月から1年間の予定でニュージーランド に動物ボランティアの活動を勉強に行っている次女ですが、本人の希望であと1年滞在を延長する事になりました。
当初はオークランドを拠点にしていましたが、今はロトルアという街に移ってアルバイトをしながら「SPCA」 という団体でボランティア活動を行っているようです。
とりあえず元気そうなのでいろんな事を吸収して帰って来て欲しいものです。(ほんとに帰ってくるのか!?)
さて、今日はクルセイダーズがジャズ・クルセイダーズから改名してからの2ndアルバム「The 2nd Crusade」を
紹介します。
前作の「Crusaders 1」 に続いて今作もLP時代は2枚組でのリリースでした。(CDは1枚に収録)
<The Crusaders>
Stix Hooper(ds)
Joe Sample(key)
Wilton Felder(sax、b)
Wayne Henderson(tb)
<And Friends>
Larry Carlton(g)
Arthur Adams(g)
David T. Walker(g)
前作とほぼ同じメンバーですが、チャック・レイニーが参加していないのでベースは全曲ウィルトン・フェルダーが担当、ギターは今回もラリー・カールトン、アーサー・アダムス、デヴィッド・T.ウォーカーの3人体制です。
「Crusaders 1」
のSo Far AwayやPut It Where You Want Itのような彼らの代表曲は収録されていませんが、
ソウル・ファンク色の強いナンバーからいかにもクルセイダーズらしいリリカルでメロウなグルーヴ
のナンバーまで充実した全13曲になってます。
M-3のGotta Get It Onは右チャンネルのデヴィッド・T.ウォーカー、左チャンネルのアーサー・アダムスのファンキーなコード・カッティングがめちゃファンキーでごきげんなソウル・ファンク・チューン。
Gotta Get It Onの試聴は→こちらをクリック
アルバムのハイライトは8~9分の長尺のナンバーが続くM-8、M-9、M-10の3曲。
ミディアムなソウル・グルーヴが心地良いM-8のA Message From The Inner City、ジョー・サンプルのリリカルなアコースティック・ピアノの音色が美しいM-9のA Search For Soulも紹介したいのはやまやまなのですが、
今日は個人的に一番のお薦めのナンバーM-10のNo Place To Hideを。
右チャンネルのラリー・カールトンのヴォリューム奏を駆使したギター、左チャンネルのアーサー・アダムスの
ワウによるコード・カッティング、ジョー・サンプルのフェンダー・ローズとのコンビネーション、そこにかぶさるサックスとトロンボーンのテーマが絶妙です。
特に2分22秒からのジョー・サンプルのエレピ、ラリー・カールトンのギター、2人のソロが交錯するあたりの
展開は思わず身悶えしそうになります(笑)
No Place To Hideの試聴は→こちらをクリック
- 2nd Crusade/Crusaders
- 1. Don't Let It Get You Down
2. Take It Or Leave It
3. Gotta Get It On
4. Where There's A Will There's A Way
5. Look Beyond The Hill
6. Journey From Within
7. Ain't Gon' Change A Thang
8. A Message From The Inner City
9. A Search For Soul
10. No Place To Hide
11. Tomorrow Where Are You?
12. Tough Talk
13. Do You Remember When?