「授業は子どものため」は大人の思い込み 夏休みを絶対短縮すべきでない理由
子どもの現状に対する無理解
この思い込みの中には、子どもたちに寄り添って、その現状や気持ちを理解しようという発想がまるでありません。新型コロナウイルスの流行以降、子どもたちがどのような状況に置かれてきたか考えてみてほしいものです。
子どもは勉強するロボットではないのです。こんなことを続けていたら、子どもたちのストレスはさらに高まり、心が壊れてしまいます。やがて、心身に異常が現れる子が続出する可能性があります。そうなるともはや人災です。子どもには、のんびりしたり、ボーッとしたり、思い切り遊んだりする時間が絶対的に必要なのです。


