アマチュア混声合唱団、コーロ・オルラッチのコンサート@オペラシティに賛助出演させていただきました

こちらの合唱団との共演は2度目で、今回はJ.C.バッハとラインベルガーの作品をご一緒しました

ラインベルガーでは、コントラバスの谷口氏にもお手伝いいただき、美しい低音でたくさん助けて貰いました
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今季絶好調の広島カープファン同士、気の合う演奏ができました


合唱曲って、本当に美しい曲ばかり
レクイエムやミサって、なかなか演奏する機会が無いのですが、今回はバロック時代の作品と、近代の作品と異なる時代の合唱曲を演奏して、とても良い勉強になりました
ラインベルガーという作曲家は、あまり馴染みがありませんが、合唱曲は本当に素晴らしい作品だらけ
優しい旋律に、美しい和声、オルガンも合わさると倍音が溢れ出て、天から光が降り注いでいるような神秘的な風景が浮かびますキラキラ
オーケストラのコンサートなどでも、取り上げる機会が増えたら良いのになぁ…

コーロ・オルラッチの皆さん、ブラボーな本番でしたよっクラッカー
アマチュアの方々の練習量と集中力には本当に驚きます
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本番では、リハーサルの時の倍以上の声が出ていて、皆さん堂々と歌っていらっしゃる姿に、心から拍手を送りたいと思いました

皆さんお疲れ様でした


昨夜は、毎年恒例のチェリストの集い

私の恩師、三木先生を囲んでたくさんのチェリストが集結しました
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こうして写真を見ると、日本を代表するチェリストの先輩方が揃っております

先生は昨年よりお元気そうで、楽しい話にも花がさきました

お料理も美味しかった

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左は小学生の頃から大学3年までお世話になった三木先生
右は大学4年から今でも時々アドバイスを頂いている菊地先生

この両先生のお陰で今の私がいます


また来年も、さらにお元気な三木先生にお会いできるのを楽しみです

世界的ヴァイオリニスト、ギドン・クレーメル様のリサイタル@サントリーホール
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こんな素晴らしい時間があっていいのかしら
こんなに鳥肌の立つコンサートは久しぶりでした


プログラムは、恥ずかしながら聞いた事の無い曲ばかり…

ヴァインベルク:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番 op.126

メトネル:ピアノソナタ第1番 へ短調 op.5

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 op.134


なかでもヴァインベルクの無伴奏ヴァイオリンは、刺激的のひと言雷
空間を自由に操る音色、ダイナミックさと繊細さ、生のパフォーマンスならではの全身全霊の演奏…

あまりに気持ちを揺さぶられ、息を呑みました…

クレーメル様の孫ではないかと思うほどの若いピアニスト、リュカ・ドゥバルグのソロも、包み込まれるような温かい音色に倍音の広がり…
初めて聴く曲だけに、終始ドキドキでした


後半のショスタコーヴィチは言わずもがなアップ
時代の背景や、ロシアの風景が自然と浮かんで来るような自然な演奏
ショスタコーヴィチの世界を十二分に語ってもらった感じ…


あっという間の2時間で、気がついたら手に汗握って身を乗り出して聴いていました
もっとずっと聴いていたい…、そんな名残惜しい気持ちでサントリーホールを後にしました

初めてのクレーメル様の生演奏…、超越した何かが溢れていました

素晴らしい音楽に感謝