プラス受信で「道は開ける」

Sさんには、


「成功するべくして成功する要素があった」からと


考えた方がいいのでしょうか?

それとも、Sさんはたまたまラッキーな人


だったのでしょうか?


たしかにSさんの計画には


当初からたくさんの不具合がありました。


事業計画の体をなしていなかったかもしれません


しかし、


お店兼アパートを持つという夢としては、


20年以上の間、


まったくブレていなかったことも事実でした



この一貫した姿勢は、その後の場面・場面で


Sさんの味方になり


Sさんの数少ない強みに変化しました


常に開業後の成功イメージが、強烈に心の中にあった


だから、


わたしをはじめ、いろいろな方から、


問題点や改善すべきこと


ズバズバ指摘されても、


それらに対して


比較的早く対応することができたのでした。



自己資金が足りないこと



連帯保証人になってくれる人がいないこと



同業での勤務経験がないこと

   ・
   ・
   ・
   ・

頭の中で1度くらいは、どこかで


シミュレーションができていたのかもしれません




そのこと以上に大きかったのは、


地元の有力者に、自分の計画を



恥ずかしげもなく持っていき



相談したりアドバイスを受けたことです



簡単なようで、なかなかできることではありません



「自分が会いたいと思う人には必ず会うことができる」


という信念は、無形の財産・強みになります


B大学教授の連帯保証や


わたしの関与も


実は、それらの中の(ほんの)一部の出来事なのでした



わたしが、知っている他の方ですが、


便せん1枚の事業計画書を


色んな有力者に押しかけて会ってもらって


アドバイスを受けて


手直ししているうちに


どんどんその計画書が



分厚く精緻になっていき


最後には300ページくらいにまでなっていった


その過程で、


過去にアドバイスした有力者の中には


その後が、気になって気になって


早く持ってこい、もう1回見せてみろ


どんどん整備されていく事業計画に


すっかりテンションがあがり、


「この計画にはぜひお金も出したい」


ということになり


借金なしで、無償支援(出資ではない)と自己資金で


事業化に成功・・・といった方もいました


Sさんはそこまで極端ではありませんでしたが、


貯金が100万円しかない(失礼)のに


トータル2000万円近い事業計画


かたちに変えて永年の夢を実現していったのでした



今では、地元女性開業者の成功者として


座談会にパネラーとして呼ばれたり、


後進から相談を受けたりすることもあるそうです



(この項おわり)


(近近に、別の「開業ものがたり」を予定)


プラス受信で「道は開ける」

にゃぽっ♪「その後、無事、お店の底地も購入したそうです」

西山経営労務事務所




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