助成金の説明会


今日、ハローワーク主催の説明会に行ってきました。


「助成金申請」は仕事の1つですし、何か漏れや勘違いがあるといけないと考え、一応、いつも事業主の方々に混じって聞きに行くようにしています。


でもまあ、予想通りというか、「パンフの棒読み」に毛が生えたような内容で、もし、細かいことや疑問点・不明な点があれば、「ハローワークまで直接ご照会ください」と
「逃げを打つ」という、いつもの役所パターンでした。


それでも、今回は、説明会のあとに(短い時間ですが)「個別相談会」をつけていたので、まだよかったかと思います。



中には職務に忠実で一生懸命な方もおられますが、どうしても、求職者や事業主を前にして、どこかしら「ひとごとな感じ」が漂うことがあるのですよね。


心の奥底に「親身な心配」が薄いような感じ(~一言でいうと、オレ自身は仕事でやってるだけで、食いっぱぐれはないもーんって感じ)


うがった見方なら、申し訳ないですがね。


彼らも、この景況の中、ものすごく忙しいから、いっそう「事務的な」印象になっていってしまっているのでしょうか。


特に助成金の説明会では、


この場合には「支給できない」とか

こういうケースは「適用できない」とか、

(いいわけのように)たくさん聞かされるので、

いつも「うーん↓」な気分になってしまいます。


今、不況で今はやりの「中小企業緊急雇用安定助成金」ですが、パンフの中身は、このように 、なっています。


でも、パンフには出ていませんが、実際には、以下のような書類(初回)が、必要になるのですわ。

(~管轄により多少異なりますが)


パッと見でも(パッと見なくても)、けっこう、多いですよね。


① 雇用保険適用事業所台帳(写)
② 休業等実施計画(変更)届   

<指定様式~フロッピーをくれる>
③ 雇用調整実施事業所の事業活動及び雇用の状況に関する申出書

<指定様式~同上>
④ 就業規則(10人未満の場合は、提出が不要の場合もあり)
⑤ 給与規定(就業規則に、賃金などの支給方法がわかる条項が含まれていれば別規定の賃金規定などがなくても可)
⑥ 事業所年間休日カレンダー(過去2年分)
⑦ 対象被保険者ごとの休業・教育訓練実施予定表

<指定様式~同上>
⑧ 会社案内(事業概要)
⑨ 登記簿謄本もしくは定款
⑩ 会社組織図
⑪ 労働者名簿(写)
⑫ 休業開始前3ヶ月及び前年同期の月ごとの生産高または売上高を確認できる書類
⑬ 休業開始前の直近の決算時の決算時の経常損益が赤字であることの確認できる書類
(休業開始前3ヶ月の生産高または売上高が前年同期と比べ5%以上減少している場合は不要)
 損益計算書
⑭ 休業協定書 

<指定様式あり>
⑮ 委任状(休業協定に関する労働者代表に委任状)

<指定様式あり>
⑯ 労働者代表選任届 

<指定様式あり>


プラス受信で「道は開ける」

西山経営労務事務所