必要な人員、先輩 後輩 ナレーター
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後輩「ぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺ
   ちゃくちゃぺちゃくちゃ先輩まじ最強っすよねー。
   先輩にかなう奴なんているんですかー?」

先輩「いねーだろー、いるか?いねーだろー」

後輩「やっぱそうっすよねー俺先輩のことマジリスペクトしてるっす
   せんぱーい!せんぱーい!」

先輩「スラム街で暮らてえな、冗談ぬきで、スラム街に暮らしてぇ
   マジで」

後輩「ほぅー!かっけー!スラム街で暮らしたいなんてかっこよ
   すぎるっすよー!しかも冗談ぬきでなんてマジかっけーよ
   ー!」

ナレーター「脱げそう、地元で一番強そうな先輩、先輩ならマジで
       イタリアのマフィアとか潰(つぶ)せるんじゃねえかな。
       もしかしてもう潰してるんじゃないんですか?もしもし
       先輩ですか!今潰してますか!?」

先輩『今日も後輩に俺の凄さを存分に感じさせてやったわ。だりー
   けどまあ、後輩びびらせるのが先輩の勤めだしな。しかた
   ねぇゃなー。あ、やっべーすっげえズボン脱げそうだやっべー。
   やっべーんだけどマジでこれやっべー。べーわまじべーわ。
   ベルトしめてくりゃよかった。べぇなあズボン上げてるとここ
   いつにばれたら先輩としての威厳がやっべーよなー。
   くっそ気づいてねえ内にさっと上げちまうかー。
   いややっべぇなあ変な動きをして気がつかれたら
   それこそやべえ。失望されるにきまってるー。』

後輩『先輩がっかりっすー。ふー。あと早く2万円返してください。』

先輩『借金も催促(さいそく)されるに決まってる。うわ~どんどん下
   がってくる~。こんなんじゃスラム街で暮らせねえよオートロッ
   クのマンションで暮らすはめになっちまうよー。っべー!
   こんなんで歩いてたら、そのうちばれるなんとかしねえと、
   あっそうだがに股で歩くことで、だんだんズボンを上に上げてい
   くやつだ。
   あれしかねえ。あれなら後輩にも気づかれづにズボンを上げられる。

   あ!だめだわ。もうこうなったらどうしょうもねえわ。
   がに股で取り戻せるもんじゃねえわ。脱げたわ。道に置いていく形に
   なったわ。通りすがりに服を脱がしていく人だわ。通りすがりに服を
   脱がしていく人にかかればこの通りだわ。

   挨拶するかしないか微妙なラインの人だわ
   いっつも迷うわー。っべーこうなったらこいつが気づかないことを
   願うしかねえ。

   ばれたら終わりだ。

   頼む!ばれないでくれ、頼む!頼むぞ!』


後輩「先輩。なんで裸なんすか。」

先輩『ばれた』「ぃゃ、ぁのーおーらーな、服ーいらねえと思って・・・
   捨てた。」

後輩「・・・・・・えー!まじすか!マジかっけえんすけど!服捨てるなんて
   マジかっけえんですけど!」

先輩「ふ、こいつちょろいわ」












オートロックマンションが狙われている/減らそう犯罪情報官/広島県警察