キリストを追い求め、彼とわたしたちが相互に満足する過程の中にある私たちへの指標となりますように・・・。
わたしはシャロンのばら、谷のゆりです。
おとめたちのうちにわが愛する者のあるのは、
いばらの中にゆりの花があるようだ。
わが愛する者の若人たちの中にあるのは、
林の木の中にりんごの木があるようです。
わたしは大きな喜びをもって、彼のかげに座った。
彼の与える実はわたしの口に甘かった。
彼はわたしを酒宴の家に連れて行った。
わたしの上にひるがえる彼の旗は愛であった。
りんごをもって、わたしは愛のために病みわずらっているのです。
どうか、彼の左手がわたしの頭の下にあり、
右手がわたしを抱いてくれるように。
エルサレムの娘たちよ。
わたしは、かもしかと野の雌じかをさして、
あなたがたに誓い、お願いする、
愛のおのずから起こるときまでは、
ことさらに呼び起こすことも、
さますこともしないように。