噛み合わない歯車の
一部品になっている事に気付いても、
回す事も止める事も、壊す事もできません。
気づかなければ無視できます。
じんわり動いてるから、それでいいでしょって。
気づいてしまったら、そして気になってしまったら
回らない歯車を回そうとして、
限りあるエネルギーを散財します。
部品の形が悪いから、部品の質が悪いから回らないんだと、罪悪感に潰されます。
エネルギーは使い果たしたら、
補給するまで戻りません。
食べて、寝て、ある程度長い時間ぼーっとする。
それでも誰かのエネルギーを分けて貰わないと
復活できない時もあります。
ささくれて、ふてくされた尻子玉は、
今なお、歪みを重ねています。