やんでれらさんは最強なのです. -3129ページ目

さよなら。愛した人。

始まりは突然ね
ちょっと洒落たBar 角の席に座って
「お隣いいですか?」低い声が響き渡るのアナタ

優しいアナタの言葉
初めて逢うのに何処か懐かしいわ
手渡した電話番号
「わかっているわ…わかっているけれど…」

アナタを感じる跡は消えなくて
さよなら出来たら どれだけ楽でしょう

馬鹿な女だと捨てられない様に
ただアナタの前では私
都合のいい女でいるわ
左薬指 気付かぬ様に目を背けた
季節はそっとレトロに冬の音を告げた

今はまだ…
静かに霞む背中が痛くて
路地裏の隅 音を立てて震えている

今は嫌だ…
アナタの笑顔が消えない
生涯 忘れられない 夜空に囁いた

『さよなら。愛した人。』