〇〇経済圏とは
〇〇経済圏というのは、1つの企業が提供している複数のサービスの総称です。
具体例を見てみましょう。
有名な経済圏として楽天経済圏があります。
楽天カード(クレカ)で決済をし、楽天ポイントをもらう。
楽天銀行で給与や預金管理をする。
楽天市場(オンラインショッピングサイト)を利用する。その際、楽天カードを使う。
株などをやっている場合は楽天証券を利用する。
といったように、クレジットカードを主体に、1つの企業が提供する買い物、銀行、旅行などを利用することです。
経済圏の中身はおよそ同じで以下の通りです。
クレジットカード決済
クレカ以外の決済(クレカを紐づけする)
通信サービス
ショッピング
旅行
出前
+(保険)
利点と欠点
利点としてはひとつのポイントが一気に溜まることです。楽天、ドコモなど複数の企業をまたぐとポイントの利用が不便です。
その点で、よく利用している企業のサービスを使い倒すという形をとることでポイントの集約化ができることが良いと考えられています。
欠点としては、改悪や倒産が起きた場合は、損害を被る可能性があるということです。
楽天のゴールドカードの改悪がありました。改悪後も他サービスからすると還元率は高いですが、ユーザからすれば、利用価値が減ってしまったといえます。
このような場合は、すぐに他経済圏へ移行、または併用することが難しいです。
新規クレカの発行や使い分けなどには時間がかかりますので、ある種、企業に拘束されてしまっている感も否めません。
経済圏は避けるべきか
欠点を見ると経済圏という枠組みで行動するのは好ましくないように思います。しかし、倒産や改悪はめったに起きません。
また、楽天のように実際、改悪が起きた場合でも他サービスと比較して還元率が高い、または使いやすいのであればそのサービスを使い続けることが良いです。
おすすめの経済圏は?
おすすめの経済圏とはどこかというのは一概には言えません。
筆者はLINE経済圏を使っていますが、多くの方は楽天、ドコモを利用しています。
自分の習慣に合わせたサービスを使うことが良いと思います。
経済圏の中身は、およそ共通していていますので、手持ちのクレカで経済圏を構築できないかを先に調べてみましょう。
マイナーですが、具体例としてLINE経済圏を見てみます。
軸になるのはVISA LINE PAY クレジットカードです。
使っている通信サービスはラインモバイルで、クレカ決済時に発生するポイントを通信費の一部支払いに充てています。
出前はしていませんが、LINEショッピングはたまに使っています。
証券会社もLINE証券を利用しています。こちらでもクレカ決済で発生するポイントを利用しています。
なお、クレカを用いた株購入はできません。
1枚のクレカで発生する1つのポイントをがっつりと他のサービスに使う。
これが経済圏です。
全てのクレカで経済圏が成立するわけではありません。
例えば、Amazonのクレジットカードは経済圏を構築できません。(Amazonポイントがたくさんつくだけ)
その企業が軸のサービス以外でどんなサービスをしているのかを詳しく調べてからクレカの発行をしましょう。
以上で、経済圏についての記事を終わります。
それでは次回のブログでお会いしましょう。