はじめに
新型コロナウイルスの影響で学校生活が乱れたと思います。
実際、どのような影響が出たのかを調査するため、近くの高校生にインタビューをしました。
様々に変化する生活
登校禁止や分散登校といった、いつもと違う様子の学校生活は3月から始まっていたようです。
登校禁止期間は学校からレポートが郵送されたようですが、学校へ返送する費用は自費負担だった様子。
ある生徒によれば、アルバイトをしている生徒が多いためそれほど負担にならないと話す。
レポートでわからないところがある場合は、生徒同士で話したり、LINEで先生に相談したりして解決する生徒がいる一方で、
放置する生徒もいた。
アルバイトは、解雇されたといったことはあまりなくむしろ飲食系はテイクアウトの需要が増加したため忙しくなったと語る生徒もいる。
分散登校では、出席番号の奇数と偶数に分かれ、登校をしたためとても静かだったそうだ。
昼休みはあまり密にならないようにしたり、大声を出さないようにするなどしていた様子。
興味深いのが、体育の授業では水泳が中止され、体育館といった密になりやすい場所では、競技種目の数を増やして生徒数を分散させていたそうだ。また、バスケといった接触をするものではなく、バドミントンといった距離を保てるスポーツを行う対策をしている。
マスクは、学校では着用をしなければいけないそうで、声掛けや消毒作業が行われている。
さきほどでた体育に関連して、体育でもマスクは原則着用するそうだが熱中症対策として気分の悪い生徒は外すよう呼び掛けている。
現在は、幸いにも気分の悪い生徒は出ていないそうだ。
しかし学校側の対策も十分とは言えず、ある生徒によると登校禁止中のレポート対応も先生によってまちまちであるなど共有できていない部分もあった。
生徒個人の対策として、マスクの着用はもちろん、手洗いや携帯用の消毒液でこまめに消毒をするなど、意識の高い生徒も多い。
インタビューに回答してくれた方の多くが受験生だったため、それに関連して塾など勉強面についても聞いてみた。
塾に通っていると回答した生徒はいなかったが、図書館をはじめとする公共施設の利用が制限されるなど弊害もあった様子。
緊急事態宣言が解除されても公共施設は利用できないことも多いためファミレスで勉強をしていたそうだ。
最後に、今後同じようなことが起きた場合、学校への要望や個人での反省点を聞くと、通知を早くしてほしいや対応を変えないでほしいといった厳しい意見が多く出た。
計4名の方にインタビューの回答をしてもらったが、総じて厳しい現状に耐えようとしている様子がうかがえた。
Youtubeに動画として載せているので、ぜひ見てほしい。
随時編集、投稿をしていく予定です。