施設探し-その3 の続き。
何件か施設見学をして一貫していたのは、利用者がほぼ無表情なこと。
日常の刺激減少は人を無表情にするけれど、グループホームも介護老人保健施設も人を楽しませる場所ではないし個々の意欲を発揮する場でもないので仕方ないのか。
でも怒ったような顔で固まった無表情は考えさせられる。
ソーシャルワーカーにTELして「何件か回ったが父に合う感じの所が見つからない」と伝えたが、この理由はわがままなのだろうか。ソーシャルワーカーさん、ちょっと不機嫌そうに「入っちゃえば慣れると思いますけどね」と仰る。
むしろ慣れてくれればいいけど、私が恐れてるのは合わなくて退所する事なのよ。精神科の病院なんだからその辺の細かいニュアンスを分かってくれよ、と思う。
で、気を取り直して次。
今度は 介護付き有料老人ホーム。
介護付きホームと言えば、入居一時金が高いところというイメージだけれど、行く前に調べたらそこは約30万円との事。
市内には他に2箇所あったが、今は募集をしていないとの事でここだけ。
面談をしてくれた施設長さんは、なんかキラキラしたおばさんだった。
こういう施設にいながら、破れやすく引っ掛けやすいレース地の服を着ていたので多分介護現場には出ない人なのだろう。
せっかくなので、隣りの市にある入居一時金がウン千万の介護付きホームの事を聞いてみた。あの金額はどうやって決めるのかという素朴な疑問というか興味。
キラキラ「自由なんですよ、いくらに設定してもいいんです」
※もしかしたら今は金額設定に何かの縛りがあるかも知れないけど当時の話
私「えーっ、そうなんですか」
キラキラ「ここ安いでしょ?うちも1千万くらいにしようかしら」
全員で食事するのもままならない程の狭い食堂には、大量の折り鶴が糸でぶら下がり、編み物のコースターや厚紙で作った工作のようなものが無秩序に置かれ雑然としている。個室には合板のようなベッド、掃除の行き届いていない窓、色褪せたカーテン、水垢だらけの水栓。30万でも躊躇いますって![]()
キラキラ「春になると桜(1本だけ)がきれいなのよ、子どもたちの通学風景も見えるし」
他に何かウリがあれば是非聞かせて欲しかったけど、キラキラの口からはそれ以上何も出てこなかった。
ここはピアノを弾いたり手芸をしたりもできるそうで、今まで見たところほど全員が無表情ではなかったけど、今はたまたま入所者が女性だけとの事。
そうなるといろいろ難しいかも...
続きます。