父と母はもう亡くなっているので、過去の出来事を投稿しています。

父が入所した時の話しは一旦終了で、また父・母・叔母混在の内容に戻ります。

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いつもの内科のN病院。

母が膀胱癌の手術直前に受診した時、昔の事はまぁ覚えているけど直近の記憶は、ほぼ持たない程度に進んだ認知症で、この頃は要介護2。

 

先生「調子はどうですか?」

-- それ本人に聞きますか?

--トイレが鮮血で染まってても居間まで来るうちに忘れちゃう話ししたじゃん。

母「絶好調ですよ、身体だけは丈夫なので」

--来週 癌の手術すること忘れとる...

 

先生「夜は何回くらいトイレに起きます?」

--記憶は10秒って言ったやん。

--布団に戻ったらトイレ行った事なんて忘れてますって。

母「1回も起きないし、おねしょもしないわよ」

--そりゃそうでしょう、夜はおむつしてますから。

 

先生「血圧の調子はどうですか?ちゃんと測ってます?」

--はい、私が最高・最低のアベレージまで入れたExcelの一覧表お渡ししますね

先生「あー、ちゃんと測ってますね」

--自分ではもう測れませんからね。

--しょっちゅう血圧計隠すし大変なんですよ。

母「血圧測るのは日課だから忘れないのよ」

 

先生「やっぱり時々高いねぇ。塩分は控えてる?」

--えぇ、私が控えめなのを作ってますよ。

母「時々しょっぱい物も食べちゃうのよ、ダメよねぇ」

--調味料も含め母の家には何も食材は置いてない。妄想?

先生「ま、時々はしょうがないね、ははは」

母「そうよね、あははは」

 

その後母は隣の部屋で採血へ。

 

先生「お母さん、まだまだしっかりしてるねぇ」

私「あれ、答え全部間違ってますけどね」

先生「え、そうなの?」

 

一人で受診しているおじいちゃん・おばあちゃんは

答え合わせをする機会もないので

見逃されてる認知症って多いんだろうなあと思う。