おはようございますー。藤沢在住・つっちゃんです。
遂に！ De La Soulの過去カタログのストリーミング配信が始まりました！
89年にデビューしていてこれだけ有名なアーティストなのに、サンプリングした曲のライセンスのせいでずっと配信ができなかったんです（契約上、レコード・テープ（＝物理的な媒体）のみの発売とかになっていて、実体のないストリーミングができなかった）。
早速、名作デビューアルバム「3 Feet High And Rising」を楽しんでおりますー。Hall & Oatesの「I Can't Go For That」とか使われてるんすよね
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さて、今日の一曲は彼らの曲。 大大大好きな3人組。De La Soulともお友達
「Beastie Boys / (You Gotta) Fight For Your Right (To Party!)」
YoutubeのPlaylistはこちら。
邦題は「ファイト・フォー・ユア・ライト」。この曲はBillboard誌で1987年3月に1週だけ最高7位を記録した、彼らの唯一のTop10ヒット。名作デビューアルバム「License To Ill」（最高1位）からの4枚目のシングルとしてリリースされました。このアルバムはラップアルバムで初めて全米1位を記録したアルバムとして名高いっす
87年の年間チャートでシングルは98位、アルバムは堂々の3位にチャートイン。
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この曲はですねぇ、当時初めて聴いた時はそれはそれは衝撃的でしたね
。前年の86年に「Walk This Way」のヒットを飛ばしたRUN DMCもAerosmithとのコラボで衝撃的だったけど、このBeastie Boysは強烈でした。
「Yeah! ジャ・ジャ〜ン🎸・・・・、Kick It!」で始まるこの曲、ラップなんだけどロックなんすよ。しかもメタル。この組み合わせは新鮮であり強烈でしたねー。このギターリフがとにかく印象深くて、ちょうどスラッシュ・メタルが流行ってた時だったので時代にもマッチしたんでしょうね。私もこのリフに殺られて、LPを即買いしました（笑）
アルバム通してロック色が強くて、一曲目の冒頭からLed Zeppelinの「When the Levee Breaks」をサンプリングしてたり、6thシングル「No Sleep Till Brooklyn」ではSlayerのKelly Kingがギター弾いてたりします
SlayerがBeastieと同じレーベル＆プロデューサーってこともあり参加してました
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彼らはもともとニューヨーク出身の5人組ハードコアパンク・バンドだったんすよね。ドラムは女の子。80年代に入って例の3人組（Ad-Rock/MCA/Mike D）になった後、前述のプロデューサー兼DJのRick Rubinに出会ってデビューに至ってます。
Rick RubinはDef Jam創始者でもあり、後にSlayerやRHCP、Metallica、Tom Petty、AC/DCなども手掛けた大物プロデューサーっす。Beastieとこの曲をやってる時は確かまだ学生だったはず。PVの中でもSlayerのTシャツを着て出てますね。今では仙人のような風貌になってます
この辺の詳しいことはApple TVのドキュメンタリー映画「Beastie Boys Story」で知ることができます。これ見たさでApple TV入ったもんね（2度見た。もう解約したけどw）。
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彼ら、単なるラップ・ヒップホップアーティストじゃなくて、Grand Royalっていうレーベルを立ち上げたり同名のカルチャー雑誌を発行したり、アパレルブランドのX-Largeを立ち上げたりと、ストリートカルチャーを作り出していたんですよね
音楽だけじゃなく、広い視野で自分たちが好きなことを自分たちで作り出すっていうところが彼らのカッコ良さでした
でも3人のうちの一人、MCA（Adam Yauch）は2012年に癌で亡くなっています。47歳という早すぎる死でした。ハスキーな声、スタイリッシュな出立ち、かっこよかったなぁ・・・。
残ったAd-Rock、Mike Dとも「AdamがいないとBeastieは成り立たない。Beastieは終わり」と宣言してます・・・。もっと作品を聞きたかった
ってことで、今日は冒頭からラップ攻めでした。また次回
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