ども。
この度の台風18号による大雨にて被害を受けた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
(注)今回の記事は非常に長いです。
さて、茨城県常総市の洪水被害は勿論、我が栃木県内でも栃木市や小山市、鹿沼市、日光市の一部などでも洪水による被害を被りました。
そんな中、割と甚大な被害を受けつつも各メディア関係では殆ど報道されず、人知れず被害に苦しむ地域があるのをご存知でしょうか。
それは栃木県と福島県の県境に位置する、日光市三依地区。
山奥の小さな集落は、台風により刺激された秋雨前線の影響で、600mmを超える観測史上類を見ない大雨に見舞われました。
その結果、山間の集落は、あっと言う間に至る所に発生した土石流の餌食となりました。
(注)これら6枚の画像は転載です。元アップ主様ごめんなさい。
清らかな清流は濁流と化し、山々は崩れ、道路は崩壊。
道路の崩壊により、集落は完全孤立。
勿論、電気や水道は止まっています。
実はここ、何年も前から俺が良く釣りや山籠りに行っている地区なんです。
そんな俺の大好きな場所が大変な事になっていると現地の方からの情報で知り、居ても立ってもいられず、仕事の休みを利用して、復旧作業のお手伝いに行ってきました。
前日、地元のお店で店員にストップを掛けられるまで水と缶詰を買い占め、早朝より一路三依地区へ。
いつも通る鬼怒川~川治温泉ルートは道路の崩落で通行が出来ないため、塩原ルートにて上三依を経て中三依へ。
目的地へ近付くにつれて、その被害状況が目に飛び込んで来ました。
路肩の崩れた国道。
そして、崩れ落ちた木々と土砂。
その他にも、至る所に小規模な土砂崩れの痕跡。
中三依集落に入ると、道路上には不可解な砂が。
現地のお世話になっている方に会い、話を聞くと、この集落全域にも大量の土砂が押し寄せ、ここ数日で必死に除去したのだと。
その後、物資を避難所に届け、今回の目的の地へ。
その途中は、更に衝撃的な光景でした。
通り慣れた道を恐る恐る進んでいくと…
立ち入り禁止の看板。
(注)きちんと許可を得て先に進みました。
その先は、土石流の爪跡がそのままに、今にも崩れそう。
発生当初は土砂で完全に埋まっていたそうですが、現地の方の力により、何とか通行が出来るようにしたそうです。
さらにその先には、目の前まで押し寄せてガードレールで抑えられている土石流。
土石流で破壊されたアスファルトと橋。
そして、激流と化した沢から流れてきた大量の巨木が引っ掛かったままの橋。
そして、今にも崩落しそうな道を抜け、何年も前からお世話になっている
三依渓流釣り場 さんへ到着。
こちらも勿論、全く俺の知らない景色に変わり果てていました。
押し寄せた大量の砂と巨大な流木。
沢の対岸には、真新しい崩落の跡。
従業員の方と、力を合わせて流木の撤去作業を行わせていただきました。
写っている方と比較して貰えれば、流木の巨大さが分かるかと思います。
必死にチェーンソーで切り、人力で運ぶの繰り返し。
しかし土石流として流れてきた為に、砂の絡んだ木々にあっと言う間にチェーンソーの刃は切れなくなり、切りだした木も水分を含んでやたら重い。
チェーンソーは切っては砥ぎ、切っては砥ぎの繰り返し。
運搬も、一切れ運んで戻って運ぶの繰り返し。
あまりの量と大きさに、人力では限界がありました。
重機が必要ですが、備え付けの重機は土石流に埋まってしまっており、新たな重機を運ぶにも道路や橋の欠損で運搬が出来ず。
兎に角、手作業で出来る範囲のみの作業となってしまいました。
↓流れてきた土砂と木の根に埋もれてしまった木。
目測で1m近く土砂に埋まり、さらに1m近く流木が絡んでいる。
作業の途中、一時的な雨に見舞われる時もありながら、夕暮れ前に本日の作業は終了。
大自然の猛威の前に、俺なんかが力になれたかどうかは分かりませんが、三依の人達は、変わらない笑顔で俺を迎えてくれました。
お手伝いをしに行ったハズなのに、昼食までご馳走になってしまい、却って申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
今回限りでは無く、時間の都合がつく限り、またお手伝いに行かせて貰おうと思います。
また、今回は冒頭に画像を載せた最も被害の大きい地区に関しては、危険だと言う事で避難所に居る方に進入を止められたのですが、可能であればそちらの手伝いにも参加させて貰いたい所存です。
そして、メディアでは報道されない辺境の地で起きている事を、少しでも世間に知って貰いたいです。
尚、日光市のホームページ上に、義援金募集について記載されています。
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日光市ホームページ(義援金の募集) また、日光市社会福祉協議会では、災害ボランティアの募集を行っているそうです。
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日光市社会福祉協議会ホームページ 俺は今回、現地のお世話になっている人を経由して現地入りしましたが、もしボランティア等に参加するのであれば、本来なら上記の様な機関を通した方が良いと思います。
くれぐれも、現地を見たいという興味本位だけでの訪問は、現地住民や作業スタッフの妨げになるので、遠慮した方が良いと思います。
長々と綴りましたが、今回俺がお手伝いに行った三依地区をはじめ、被害に遭われた各地の一日でも早い復興を心より願います。
そして、可能な範囲で力になれたらと考えています。
最後に、改めて被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。