Affection 記憶の旅

Affection 記憶の旅

Mianimiから創作小説や昔の映画や趣味を語ります・・・

松田優作のブログです。

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久しぶりの日記です。
あの日、会社を無断で休み、ただ車を走らせ、夜からずっとテレビを見て夜が明けました。何度も「嘘だろ・・・」と呟いた記憶があります。というか、それしか残っていません。結局、亡くなったという事より、今でも作品を観てはリスペクトされていますよね。

今回、20回忌ということで、ベスト3とかを選ぶのではなく、数ある作品の中で、「自分が変わらない為に、敢えて変わった作品」は、なんだったか考えました。「野獣死すべし」「家族ゲーム」「嵐が丘」そして「ア・ホーマンス」だったかと思っています。

優作の監督作品「ア・ホーマンス」ですが、86年公開時、すぐに観にいきましたが、当時の記憶は空席が目立っていたと思います。「優作の実験映画」、流行っていた「ターミネーターを模したB級作品」と言われたことも。

しかし、2年前、18回忌で上映されたので観たところ、物凄く新鮮でした。監督として様々な試みに果敢にチャレンジし、枠に捕らわれることなく、自分を信じて、その結果、俳優として進化し、新しい「風」がまたひとつ生まれたのではないでしょうか。

今回、20回忌でもう一度この「ア・ホーマンス」を観ることにしました。 もし宜しければ、11月6日に、時間は問わず、唯一の監督作品を共犯しましょう。







単純に撃つのではなく・・・

音楽とともに立ち去る優作の目に

この世のものとは思えない幽玄な怖さを感じたものです