札幌駅北口近くにある、喫茶店。

好きな感じのジャズアレンジされた、
クリスマスの音楽に誘われ、
フラフラと入る。

丁度、大学生の時から描いていたクマと
お茶の話を懐かしく思い出していた。

唐突にとてもいけてるジャズのmidi音楽が鳴る
ダイイルアップの時代には迷惑極まりない重さの
画像がやたらと配置された迷惑ウェブサイトを
ただただ自己満足のためにつくっていた。

当時のハンドルネームが、「ばれんちの」とか、
「ばれんちのっそ」とか略して「ちのっそ」とかだったので、何だかこんな名前になった。

サイハテという何処でもないところに
色とりどりのクマが誘拐され、働かされる喫茶店
ホラーだと友達が言っていた、

自称ファンタジーのこの世界観を
何だかまた描きたくなって、
うずうずしていたときに、

うっかりリンクを踏むと、有無を言わさず
流れた素敵なジャズに似た音が聞こえてきて、
吸い込まれるようにして入った。

何だかよいクマが描けそうな気がして、
苦手なホットコーヒーを何故か頼んで、
雪の積もった外を眺めながら、
こんな文と、絵を描いているのだ。

少し苦くて美味しいコーヒーだった。

ここのお店は、帰るお客様に
「いってらっしゃいませ」と言うらしくて
何だかその声も含めた音がとても気持ちがよいお店だ。

クマは何処にでもいて、だいたいいつも
喫茶をしている。

今日も飲もうと思ったコーヒーの中で
遊んでいたら、コーヒーが冷めるまで飲めなかった。