クレジットカード

◎選挙前になって国務大臣の給与が気になった。日本の大臣衆の年棒がたしか３７００万円くらいと思ったかが、大統領の給与は年額40万ドルだから、ほぼ同額である。これを知ったら、いかに彼等は無駄飯食らいかがわかるというもの。とにかくオバマ大統領と赤松農水大臣の給与が同額である。何を言わんかである。

◎で、米国の大統領様。その年棒に加えて適宜必要ならば、必要経費が5万ドル（約550万円）、旅行経費10万ドル（約 1100万円）、交際費1万9000ドル（約210万円）が支給される。

◎ブッシュパパが訪日したときにお土産購買で使われたカードがアメックスのグリーンカードだった。パパなら、ブラックかプラチナだろう かと思うものだが、逆にその質素感が話題になった。

◎詳しくは知らないしそのカードには米政府と記載されたコーポレートカードであったかも知れないが、とにかくその質素感が好感を持たれた。

◎最近周りにもブラックカードやプラチナのホルダーがたくさんいて支払い時に財布にびっしりカードが収納されているのを見てしまうが、こっちはだいたいマネークリップ派だからカードは普通持たない。持ち合わせはキャッシュカードとコンビニのポイントカードくらい。年相応ではないかもしれないが金を使わないならこれで良い。だいたい財布を忘れるくらいの執着のない性格には、マネークリップこれが好い。

◎思い起こせば、勧誘されるままにカードを作っていた時期がある。 最多８枚の頃があった。そんな財布をもって歩くとポケットがかさばるだけでとりわけ人様の前で見せる趣味もない。逆にカードに束縛されているような居心地の悪さがなんとも苦手でムズ痒くなる。さらに酔っ払うと気が大きくなってついつい親父譲りのご馳走好きが高じて酒同様魔法のプラステチックマネーとなった。それは身上持ちになるには大敵極まりないものであった。

◎今はカードを携帯することは無く。万を越す年会費が無駄と思う実感が強い。とにかくカードを使わないのだから年会費は損以外の何ものでない。最近では海外出張も旅行もないし、唯一の機会が舞月の６千円近いイー・モバイルの支払い。カードなしでは契約もできないのであった。そのくらいしか用途がない。つまり頻度が極めて低く割に合わぬ。ボクには不便なこと極まりない。２枚のうち１枚を返そうかと思うこの頃である。