絶頂期“過労”のはてに… 東方神起、無期限休止 音楽市場の崩壊で「奴隷契約」

 【ソウル=水沼啓子】韓国の人気5人組グループ、東方神起が無期限で活動を休止すると、日本の所属事務所、エイベックス・マネジメントが3日に発表したニュースは、韓国芸能界にも波紋を広げている。韓国内では今回の発表を事実上の“解散宣言”とみており、人気絶頂期にあるだけに惜しむ声も多い。(産経新聞)

◎50万枚数毎に支払われるインセンティブ契約の金額は、まぁまだしも、13年契約とは、これは凄い。百歩譲って、レーコード会社との専属契約が13 年までは、まぁ無理して考えられないこともないが、それは過去の時代の話。マネージメント契約となれば、まず考えられない。

◎事務所が、莫大な投資をしての損益分岐点に沿ったものと言ってもだ。アーティストと事務所間の原契約がまず先にあってエーベックスが交わした契約は、どこまでの内容かは分からないが、これだけのセールス実績があるケースなら、韓国の事務所へは無返還なアドバンスまで発生したであろう。韓国のCD市場は元来小さいし、為替レートの問題もある。そのうえ韓国では違法ダウンロード問題はたしかに大きい。日本からの売上がどの程度占めるものか知らないが、少なくは無いはずだ。


◎人様の財布を覗くのはお行儀が悪いのだが、ざくっと計算してみようか。過去のアルバム売上を推定200万枚とシングルなどをレコード会社ベースで試算して概ね45億。その他売上15憶。60億はあるだろうか。5年で60億の売上。大目に見て韓国へ33%として22億。高いか安いか?ことわっておきますが、オイちゃん、素人だからね。

◎まぁ簡単に言って仕舞えば、韓国の事務所の瑕疵責任は契約上どうなのか。エーベックスはどこまでの担保を確保しているのか、良きケーススタディだ。


◎メンバーにとってどこまで行ってもたどり着かない契約とは、まさに蜃気楼か。
それだけは言えるし、目下最もの痛手は、エーベックスか。エーベックスは、マーケティングコストに20%は使ったかもしれない。この路線はそういうマーケットであるもの。

ではこの辺で。