◎不景気の中、安い所へ客が流れるのは分かるけど、おいちゃんは、そんなところでステーキなんぞ食べたくもない。
◎おいちゃんが、格別リッチでもないのだが、どうしてもステーキのイメージの許容範囲の中に入ってこないのだ。
なら、こうしたチェーン店にはいったことは?
あるよ!
でも、ハンバーグ。ツナギのパン粉が多く入ったヤツだけど。あれはあれで嫌いではない。
しかしステーキなんては、絶対に選びませへん。工場で作られた肉なんてお話になりませんもの。
大体ステーキって、お肉を熟成せねば旨味が出てこないのだ。こだわりあるステーキ専門店なら、数週間冷蔵庫で寝かせ風乾燥させて表面をパキパキと固め、焼くときにそのパキパキ面部を削ぎ落とすのだ。
まぁそこまでやってるステーキ専門店が日本にあるか分からんが、むかし湯島下にあった先代の頃の「キャスバ」の柳オーナーは、目の前で削ぎ落としていたなぁ。あそこは隠れた名店だったが、先代が亡くなって改装された今は、鉄板焼きに趣向を変えてしまった。炭火もエエが、パンで焼くステーキも行けるよ。柳師匠の焼き加減は絶品だった。ちょっと真似ができないレベルだったなぁ。
◎さて、今のおいちゃんが、ステーキを皆で楽しむときは、1キロの肉の塊を切り分けできるところを選ぶ。ここへ行く。
コストパフォーマンスが良く、仲間でワイワイと盛り上がり、これがお気に入り。肉の塊を見ただけで全員のアドレナリンが、ドバーッと放たれる。もうこの盛り上がりが、前菜となって、ディナーが開始されワインが進む。楽しいよ。
4人で行けば、ワインやサイドオーダーを入れても、一人5千円未満で楽しめる。1キロを4人でシェアすると、一人250グラムになるが、大体150グラムで私は満腹と言う方が一人くらいいるもの。ね、そーすると300グラムは優に楽しめちゃうのだ。これが狙い?アハハハハ
それと、ここのランチ・タイム限定メニューのハンバーグ。
◎最後になるが、食中毒の被害にあった人たち、早く治るといいね。お大事に。