◎昨日は、キエフから、一時帰国の姉様夫婦とランチ。
◎いつも遅刻するので、遅刻厳禁を胸に家を出た。が、しかし、30分遅刻。大江戸線って乗り慣れないので、都庁前での乗り継ぎが両番ホームにどっちも並んで停車していて大慌てたおいちゃんは、逆方向に乗車。おまけに2駅通過でやっと異変に気づく。大体分かりづらいよあの6の字のような路線、ブツブツ。
◎待ち合わせの「くろ麦」に入るや、怒りの背中発見。炎が見えたもの。メラメラ。ビールはすでに空き、こっちはもう目もうつろ。ウロウロしてハンカチーフで汗を。フー。そして姉ダンナを呼びに姉様は、一時店を出る。その間、コップの水を飲み干し、冷静を試みるが、効果なし。参ったなぁ。
◎しばし、10分は待ったろうか、二人で店に戻ってきた、姉様、怒ってるのだ、「あなたのせいで喧嘩になったのよ」って。もうな~んにも言えない。目を泳がせる以外に、術を知らない。幇間を試みて笑いを獲るにも、壁は厚くそして高い。内心、アーア。立場ないも~ん。ただただ小さくなるのみ。
◎そのうえ兄様は、茶々を入れるから、ますます壁は密度を増し硬化する。地図を読めない兄様と時間の読めぬおいちゃんは、ますます相手にされずしばし上の空。
◎いっときの硬い空気をアイスクラッシュしたのは、美味しい「くろ麦」の蕎麦。姉様は、天麩羅蕎麦。兄様は、王道の蒸篭2枚。おいちゃんは、お気に入りの、ぶっかけ。美味しいものをそろって食するのは、幸せの基本。それにしても異国も異国古都キエフにあってお変わりもなく元気であって安心。
◎しかし、「くろ麦」は10年ぶりだけど、相も変わらず味も変わらず蕎麦が美味いが、唯一の問題は、上品過ぎて量が少ないんだよねぇ。少なくともあの倍はないとね。兄様の蒸篭追加1枚でも少ないかも。
◎帰りは、帰りでズーッと遠回りで大江戸線を一周して帰ってきた。大江戸線のお勉強。
▼そば処「くろ麦」@青山一丁目