といってもボクの家に帰ってくるワケでは、ありません。
ボク未婚ですから、娘は、いや子供すら、いません!
過去の華麗な女性遍歴(?)の相手にも、そんな痕跡すらありませんし。(笑)

でも娘みたいな子は、います。
冷めた表現をすれば、擬似娘、というのでしょうか。
こんな娘いたら、いいだろうって、そういう贅沢な願望に合った子がいるということ。単なるたとえ。

で、その娘とやらは、ボクを父とは到底思っているワケもなく、ただの面ろくダメなおっちゃんです。
大体その娘の前では、本当にダメなんですから。
約束は守らないし、遅刻はするし、呑み込み悪いし、すぐ顔に出るし、そのうえ映画見てはすぐ泣くし、イビキもかく,。カッコ悪いんです。

さて、では、息子と娘、どっちがいいか?って。
昔は、やっぱりオトコの子と思っていました。
今は、断然、娘が、好い。

なんてったって、可愛いし面白いじゃあありませんかぁ。発想もイケてる。
まぁ時に感情的行動にはてこずりますが、それでも十分お釣りはあります。遅まきながらコミュニケーションのいい勉強になります。

かつて、とある学校で授業を持っていたことがあるんですが、受講生は、みんなボクの人生の半分すら生きていない。まるっきし自分の子供に思えてきたものです。

大半は、女子学生ですから。何十人もの娘に囲まれた授業は楽しいものがありましたが、絶えず緊張していたのも事実です。
当たり前です。大勢の女子に囲まれたことがないのですから。
最初の講義の日は、熱を出して、数日寝込みました。間違いなく、何日かの命を削ったと思います。

思い出しましたが、大学受験のとき、滑り止めに文学部を受けたのですよ。
そしたらなんとボクの受験会場は、オトコはボクの他2名。
残り2百人くらいは、オンナでした。田舎の高校から出てきたボクには、問題よりもその雰囲気に飲まれました。
結果は、言わなくても分かりますね。先生から何故落ちたのかと不思議がっていましたが、当然理由なんか、言えるものですか。オオ、オンナガァー200人・・・なんて言えませんもの。

そんなボクが、女子に囲まれて講義をするなど、夢にも思いませんでした。人生はやっぱり面白いです。

さて、ムスメは、どう成長しているものやら。楽しみです。

今日は、仕事前にすらすらと。

好い一日を。