もしも君が彼らの言葉に嘆いたとして

彼女は云ぃました｡

「あたしたち合わなぃと思ぅ」

彼は即答で答えました｡

「俺もそう思うばい」




そして彼は続けて云ぃました｡

「合わないことなんて最初から分かってたやろ」

「俺は逆にどんなｶｯﾌﾟﾙなら別れないって言い切れるんか聞きたいね」


彼女は負けじと云ぃました｡

「元彼と会うのも他の男と喋るのも別に気にしないって言われて…其れはどぉでもいいって言われてるみたいじゃん…あたしが不安になるのは当たり前じゃなぃ?」


彼はため息をついて云いました｡


「俺がお前と一緒にいるってこと自体,十分お前が女の中の1番って証拠やろ」

「逆に付き合ってすぐに好き好き言う方が俺は信頼できんのやけど」

「てか,もしお前が元彼とか他の男に行くっち言うなら俺には止める権利ないけ行けばいいっち思うけど…俺はお前が他に行かん自信があるけ言えるね」

「俺は勝ち戦しかせん」


彼の言葉に彼女は黙り込みました｡
彼は更に続けました｡

「…彼氏だからって何様なん?っち思う｡お前の気持ちとか行動に口出しできるほど,彼氏っちそんなに偉いもんなん?」

「浮気とか俺のﾌﾟﾗｲﾄﾞを傷つける行動は許さんけど,其れ以外ならもうｶﾞｷじゃないんゃけお前が自分で考えて行動したらいいんやない」

「甘えたいなら甘えてこいや｡」




確かに

彼氏だからって
彼女だからって

…何様だろう｡




結局自己満足な恋愛をしてぃるわけで
尽くしたぃと思うのは
尽くしてる自分が好きなだけの
単なる相手の行動力を束縛してるだけの身勝手な感情で


いつもみたいに尽くすことができないって
甘えることができないって
そんなん束縛したぃだけのあたしの下らない独占欲｡







みんなが云う｡

付き合ってて楽しい?
ぃま幸せだって言える?


みんなに云う｡

どんなに合う人と付き合ったって
楽しくたって幸せだって
離れてく人もいるんだょ｡




「一緒にいるだけでそれだけでいいじゃん」


そう言われたときに頷けなかったｶﾞｷなあたしを
あたしのことを
もう少し大人になるの待って欲しい｡





そう思って
ﾌﾞﾗｯｸﾃﾞﾋﾞﾙの香りを味わう今日の恋愛事情｡