素直に嬉しいです
そういえば東北大地震の時、発生直後からベビーミルクが手に入りづらい状態になりました。
山形県は甚大な被害を受けた県の隣県でありながら、地震の影響はそれほどでもなかったのですが、停電で休業する店も多く、物資は被災地に優先して送られることになり、こちらは間接的に物資不足に悩まされ、ちょうど3男がミルクを必要とする時期で、残りがわずかだったことが何よりも不安でした。
しかし、調べてみると、様々な物資は被災地宛に大量に送られているものの、至る所で道路が寸断され、被災者の手には届いていないことを知りました。
被災地で赤ちゃんを抱える方はきっとぼくらよりも不安で仕方ないだろうと、代わりになるものや被災地周辺でのミルクの入手先などを調べ、その情報をTwitterで配信し続けたところ、大勢の方からお礼のメッセージを頂いたことを思い出します。
それでいい気になって、うっかり裏も取っていない不確かな情報を配信したところ、すぐに拡散してしまいました。
「某国家機関がxxxでミルクを配布している」、という内容でした。
誤情報だと気づいた時には、それはデマだ!とか本当だ!とか、とにかく炎上していました。
恐る恐る某国家機関へ電話で確認すると、「全くのデマだが、それがネット上で拡散されたせいで問い合わせが殺到している、今対応するよう検討している」と予想外の回答。
それまでは、被災地でミルクが不足していて困ってる人が大勢いるという細かいことだけどとても重要な現実はあまり注目されてなかったのですが、誤った情報が拡散したせいで、被災者が本当に必要としていることのひとつが国に伝わったのだと感じました。
国の対応が本当にこれによるものなのかは分かりませんが、実際その後はミルク不足は徐々に解消したように思います。
結果良い方向に向かったのかも知れませんが、同時に誤った情報が拡散する恐怖も味わうことになりました。
赤ちゃんにとってミルクは命綱です、もしこれが逆に作用していたらと考えると…
それ以降は政府やメーカー、専門家や支援団体からのミルクに関する情報配信が充実し、供給も徐々に安定していったので、ぼくが下手に情報を配信すれば余計な混乱を招きかねないと判断し、tweet を終了しました。
今回も、ただお礼を頂いたからと浮かれてないで、↑の教訓を活かし、今後もプロとしてインターネットはそんな諸刃の剣であることをしっかりと認識しつつ、より正確で役立つ情報を配信していこうと思います

