これから映画を見る予定の方は
本日はスルーしてください。
土曜日は南大沢の映画館で
ブラッドダイヤモンドを見てきました。
「TIA」 this is Africa
これがアフリカだ
希少価値のあるブラッドダイヤモンドをめぐって
同民族・同人種で、武器を持っている強者が
弱者を一方的に殺しまくります。
内戦、一方的な制圧。
そこで拉致された少年兵が、洗脳や薬によって
無機質な表情をしたソルジャーに変身させられます。
あどけない顔をした少年兵が、
武器を片手に奇声を上げている時点で
救いようのない絶望感を覚えました。
ディカプリオ扮する密売人が
「神はもうとうに、この地を見離している」
と言うように、救いはありません。
あのような秩序のない世界では
善人でい続けることは死に繋がるのです。
村を焼かれた老人が言います。
「アフリカに石油がなくてよかった」
そうです。
紛争の根本にあるのは
先進国や企業が、こぞってよその国の資源を
欲望の赴くままに欲しがるからです。
それにしても、ディカプリオの演技、素晴らしかった。
ディパーテッドでも彼の演技はすごかったけど、
これで念願のアカデミー賞、獲れなかったのは残念です。
ソロモンが無事飛行機で脱出を図ったのを確認した後、
今までのどこか荒々しい抜け目のない顔から一変して
穏やかな天使のような表情になった一瞬がありました。
あの一瞬は、映画ではなく、ディカプリオという役者に
惹きつけられました。
そして、ディカプリオは役を選ぶのがうまいですね。
ブラッドピットが「近年のディカプリオは、男の中の男を演じてる。
自分もそういう役を演じたい」と言ったそうですが、
魅力あふれる人物を、自分の演技でさらに魅力あるものに
しています。
考えされられる題材と素晴らしい役者、
映画の中に引き込まれて、140分はあっという間でした。







