K-POP恋愛小説(INFINITE/防弾少年団/etc... -9ページ目

K-POP恋愛小説(INFINITE/防弾少年団/etc...

amblo.jp/vanilla7creamより
引っ越しました。

今までINFINITE ONLYでしたが
これからは他のグループにも
挑戦致します★
暖かく見てくださると嬉しいです^^

Fantasy/恋愛/日常
短編集・・・など。

 

 

 

首を傾げる。

 

「・・・・・。」

 

なんだろこの子。

呼んだの?

俺を・・・・

 

俺のこと・・・・知ってるの?

 

その子は見つめる。

俺が裸足だと指摘してきた。

 

「あぁ・・・ほんとだ・・・。」

 

ニッコリ笑った。

 

なんだろ・・・なんだろ?この感覚は。

 

どこか懐かしい感じがするんだ。

でも俺には何も分からない。

教えて?

教えてくれる?

 

あたりが真っ白になって、その子も眩しさに消えた後、

両手を顔の前で交差した腕をゆっくりと下ろしてみると、その子の顔は

さっきよりも俺の顔の高さに近づいていた。

 

急にあたりがざわめくような感覚に襲われて、振り返るように見回すと、

壁に掛かった大きなテレビみたいな枠がいくつも流れてた。

それが右回りか左回りなのかはどうでもいいんだけど・・・・でも、その枠は

いくつもあって、色んなものを見逃すような速さで回ってた。

 

赤い、赤い、ワイン。

赤い赤い、瞳と血。

 

海・・・クジラ・・・森、夢・・・

 

機械と取り込まれた人間。

 

ユニコーン・・・と少女。

ヴァンパイアと白いカラス。

 

なんだよ・・・

 

ふっと電気が消えるように背景が消えた。

 

「ぉいっ・・・・どこ?」

 

「ねぇ・・・私のこと誰か知らない?」

 

「えっ・・・俺もそれが知りたくて・・・。」

 

「そう・・・私も分からないけど、いつの間にかここに来てた。

あなたも?」

 

「うん・・・・。」

 

「あのね?」

その子は言う・・・

 

俺は眉を上げて、声もなく「ん?」と言った。

 

「私、声が聞こえたわけじゃないんだけど・・・・

誰かに呼ばれたっていうか・・・誘われたようにここに来てたの。」

 

「俺もっ!実は俺もなんだ。いきなり君が目の前に現れたから

何か知ってるのかと思ったんだけど・・・。」

 

その子は目を閉じて首を振った。

 

「そっか・・・。」

 

それまでの間、俺たちは少しも触れずに距離を置いて話してた。

 

背中が痒い・・・・

服に何かトゲでもあるかのようにチクチクもする。

俺は歯を食いしばって、腕をグルリとひっくり返して背中に手を伸ばし、

触ろうとした。

 

「どうしたの?苦い顔して・・・。」

 

「ん・・・なんかっ・・・背中がっ・・・っと・・・んー・・・

届きそうで届かないや。」

 

「痒いの?かいてあげようか?」

 

「ううん、いい。痒いけど痛いから。」

 

「湿疹かな?」

 

「んー・・・。」

 

俺はまぶたの中を覗き込んで、への字口にしながら、まだなお懸命に

背中に手を当てようとした。

 

「あっ・・・・」

その子は何か思いついたような声を上げる。

 

「?」

俺はまた無言のままに「んっ?」と答える。

 

「目の前にはあなたがいるのに、見えるの・・・・。」

 

「何が?」

 

「羽・・・・羽?黒くて大きな羽・・・振り返ったその顔が・・・」

 

「顔が?」

 

「あなただわ・・・。」

 

「俺?」

 

「少し・・・怖い・・・。」

 

「ほんとにそれ俺なの?」

 

「うん・・・・多分。ねぇ・・・それにしてもここから出られないのかな・・・?

おうちに帰りたい・・・オッパ・・・・ソンジョンオッパ・・・助けて・・・。」

 

「おっおいっ!泣くなよっ!!」

触れようなんてこれっぽっちも思ってなかったのに、

咄嗟に出た手が、その子の一部に軽く触れてしまった。

 

その瞬間に俺たちは目を回し、白目になりながら倒れていく感覚を

感じて意識が遠く離れた・・・・。

 

 

 

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その頃・・・

 

カオリ・ソンギュ・ソンジョンは浮かない顔で細々とした会話を続けていた。

 

カオリ:「ソンギュ・・・・。」

 

ソンギュ:「あぁ・・・そうだな。ソンジョン、みんなに会えないかな?」

 

ソンジョン:「ヒョン?」

 

ソンギュ:「みんな・・・俺たちに気を使ってか・・・もしくは・・・まぁ、話したいことがあるんだ。

      お前、呼べないかな?」

 

ソンジョン:「うん。僕は割と連絡とってたからなんとか呼んでみるよ。」

 

ソンギュ:「悪ぃな。」

 

ソンジョンは携帯を取り出し、しばらく会っていないメンバーを呼び出した。

 

これを機会に、みんなが集まれば何かが変わるかも知れない。

ソンギュはそう思った。そしてカオリも・・・・

 

ぎこちなさが続いた数ヶ月・・・いや、数年とも言える期間だろう。

俺たちに流れる時間の感覚が、神との戦いの後から戻ってもいまいち

実感が沸かなかった。

 

どうしてだろう・・・俺たちは元々人間なのに。

 

神と同化していたことがあったからだろうか?

神の流れる時間は長いが、人間の流れる時間は比べられるほどなく短い。

 

ソンギュ以外のメンバーの心うちにある『誰か』が現れない不安と孤独・・・・

 

やっと心が通じ会えた愛しい人が目の前で消えて行ったあの瞬間。

いつか・・・いつかね?と約束したのは自分だけだったのかと

思い悩んでいるせいもあってか、ソンギュに会いたいと思っていても

それができずにいた。

 

カオリさんを見れば思い出されるから。

 

あの人はどこへ行ったのか・・・

 

神が残してくれた、同じ時間。

 

精霊達と同じ時を自分の身と引き換えにくれた時間なのに、

いつまでたっても現れない最愛の人を思うと苦しいのだろうと

ソンギュもカオリも理解していたからこそ、こちらからはなかなか

声をかけることができなかった。

 

 

忘れたい・・・

できるならば。

どうして君なんだ・・・どうして君じゃなきゃ・・・俺は駄目なんだよ。

 

それならいっそ・・・終わりだと言って欲しい。

 

ずっと君だけを見てる俺は・・・滑稽か?

 

でも、忘れることなんて・・・

 

ウヒョン・・・ドンウ・・・ホヤ・・・ソンヨル・・・ミョンス・・・・

 

5人の心はボロボロと崩れ、断崖絶壁の一歩手前を今にも

踏み出すように暮らしていた。

 

ソンジョンが5人を呼び出してから、1時間ほどで予想以上に早くみんな集まってくれた。

 

 

ソンギュはらしくもなく一人ずつハグをし、元気だったか?と告げた。

そんな思いとは別に、メンバーは努めて明るく振舞った。

 

ソンギュ:「みんな・・・。」

 

ウヒョン:「ソンギュヒョン、子供生まれたって?w

      顔見たいな~。」

 

ホヤ:「あ、ヒョン、なかなか来れなくてごめんっ!」

 

ソンヨル:「俺もごめんっ!!でも別に避けてたわけじゃないんだ。」

 

ソンギュ;「わーってるよ。」

 

ドンウ:「ソンギュヒョン・・・おめでとっ!遅くなってごめんなさいっ」

 

ソンギュ:「いーっていーって!お前ら忙しかったんだろ?それより元気だったかよ?」

 

ウヒョン:「アインッアイ~ン♪僕達いつも元気だいん♪」

 

ソンギュ:「・・・お前の愛嬌は相変わらずパワフルだな・・・。」

 

ウヒョン:「ははっ!ソンギュヒョンが暗いだけだろw」

 

カオリ:「みんな、元気そうで良かった。」

 

ミョンス:「カオリさんは相変わらず綺麗ですね。

     本当にソンギュヒョンで良かったの?」

 

ホヤ:「あっ!なっ?!それ言えてる。」

 

ソンギュ:「や・・・なっ!?じゃねーよw」

 

ソンギュはホヤが可愛くちょこっと首をかしげて言ったのを真似をして返した。

 

ソンヨル:「違う違う違うっ!!こうだよっこうっ!」

 

そう言ってソンヨルは顎に拳を当てて、

考え込むポーズを取りながら首を傾げて見せた。

 

ソンギュ:「お前もかっ!!」

 

カオリ:「みんな、それより聞いて欲しいことがあるの。」

 

急にカオリがせきを切ったように口を開く。

カオリさんから・・・話なんて・・・

みんながいよいよかとツバを飲み込んだ。

 

みんな期待していた・・・

それぞれの『あの子』を。

 

カオリは宙を見るように少しの間を置くと、顔を上げて息を吸い込んだ。

 

そしてカオリは言った・・・。

自分の娘の成長が早いことを。

 

みんなまさかという表情を見せ合う。

静まり返る部屋で騒がしくしているのは、さっきスプーンで混ぜたコーヒーだけだ。

 

メリーゴーランドよりも早く回っていたコップの中のコーヒーは、

次第にゆるりと流れる力を落としていく・・・

それはまるで、子供が夢にまでみた遊園地に行った記憶を

名残惜しく思い、もう一度眠りの中で見ていたら急に目が覚めていく・・・

そんな虚しさに似ていた。

 

 

それでも我慢できないとコーヒーの香りを含んだ湯気が体に

まとわりつくのを、消しても消しても頭の中に浮かび上がってくる

あの子の事を重ねて色々な推測を立てては消していた。

 

ソンジョン:「僕・・・最初にソンギュヒョンの家に着いたでしょ?」

 

ソンヨル:「あぁ・・・。」

 

ソンジョン:「最初に僕を出迎えてくれたのは女の子だったんだ。僕のことを

よく知ってるかのように話すから従兄弟かと思ってたの。」

 

ミョンス:「従兄弟?ソンギュヒョンの?」

 

ソンジョンは頷いた。

ホヤは斜向かいにソファの肘掛に座り、肩の向こうに見えるソンジョンを

見つめている。

 

ウヒョン:「で・・・その子は?」

 

ソンギュ:「それが俺とカオリさんの子なんだよ・・・ウヒョン。」

 

ウヒョン:「いつから?急に赤ちゃんから大人になったの?」

 

ソンギュ:「いや・・・数ヶ月後に何度かずつ急激に成長してさ・・・

      俺も最初は驚いたよ。やっぱり、この子は・・・誰かの生まれ変わり

      なのかとか考えたよ。」

 

ドンウ:「生まれ変わり・・・アテンって名前ももしかして偶然じゃない・・・?」

 

カオリ:「分からないわ。でも、私たちの意思で付けたつもりよ?」

 

ソンヨル:「そりゃそうだろ。だって自分の子じゃん・・・

      誰にも決めることなんてできないだろ・・・そんなこと。」

 

ソンヨルはそうであってほしいと願うような気持ちでそう言った。

仲間として大好きなカオリを傷つけたくないという気持ちもあった。

 

ソンジョン:「ソンギュヒョンがさっき言ってたんだけど、今回の成長は

       物凄く早かったみたい。10歳にも満たないぐらいの子が

       今度は16歳ぐらいになっちゃったんだ。」

 

ソンギュ:「なにかきっと意味があると思うんだ。だから、みんなを呼んだんだ。

      それに・・・こんな気持ちのまま俺たちの縁が消えていくのも嫌だったし。」

 

ウヒョン:「何だよぉ~俺はただ、新婚さんちにお邪魔するのを遠慮してた

      だけだよっ?それにソンギュヒョンのニヤニヤしてる顔なんて

      気持ち悪くて見てらんないっw」

 

ソンギュ:「あっ?なんだとっ?!」

 

カオリ:「あ~・・・。」

 

ソンギュ:「っ!!?カオリ・・・何その納得。みたいな・・・・。」

 

カオリ:「ソンギュ、もっと周囲を見て?私だけじゃないみたいわw」

 

ミョンス:「ヒョ~ン・・・そんなにカオリさんばっかりみてたら、カオリさん

      穴だらけになっちゃうよ。」

 

カオリ:「まぁ、過去に何度も体に穴は空いたけどね。」

 

ホヤ:「はははははっ!!」

 

ドンウ:「それ、洒落になってないよ・・・。」

 

ホヤ:「ん゛っう゛ぅんっ!!」

ドンウの真顔の答えにさっき笑ってしまったホヤがぎこちなく

咳払いをして、座り直す。

 

ソンギュ:「あ・・・。」

 

カオリ:「?」

 

カオリは振り返るようにソンギュに顔を向けて、長い髪をハラリと揺らした。

 

ウヒョン:「どうしたの?ヒョン。」

 

ソンギュ:「そう言えば、今朝16歳になりましたっていう娘がさ・・・

      同い年ぐらいの友達なんていないはずなのに、約束があるからって

      ソンジョンが来てからすぐ出て行ったんだよ・・・」

 

ソンヨル:「えぇ~~っ???どういうこと?」

 

ソンギュ:「俺が知りたいっての。だから、これからもしかして・・・って思ってさ。」

 

ソンジョンは口を尖らせて何度も頷いた。

 

ウヒョン:「なるほどね・・・どこいったんだろ。公園かな?安易だけど・・・。」

 

ソンギュ:「そんぐらいしか思い浮かばないよな・・・それよりも無事だろうか

      心配でさ・・・。それに、あの子になんらかの力があるとしたら?

      この世界は元に戻ったけど・・・リナさんやアキも戻ってきてないだろ?」

 

ミョンス:「うん・・・アキさんとはあれっきりだよ。」

 

ウヒョン:「俺も・・・あの後・・・あの後さ、神とルシファーが消えてさ、

     凄い音を立てて世界が元に戻っていったろ?まるで地震みたいなさ。」

 

ソンヨル:「うん・・・逆に終わるかとも思ったよ。だってさ、この世界を作った

      神様が消えるってことは、世界が消えてもおかしくないもんな。」

 

ドンウ:「でも、俺は信じてたよ。神様は自分と引き換えに俺達と精霊達・・・

     オルンちゃん・・・と一緒にいられるようにしてくれたんだから。」

 

ソンギュ:「ドンウ・・・。」

 

ウヒョン:「わぁ~・・ドンウヒョン泣くなよぉ~大丈夫だって・・・

      最後の戦いであんだけ傷ついたんだ。だから、少しは休まないと・・・だろっ?」

 

ホヤ:「だよな・・・俺たちは傷が治って戻ってきてくれるのを

    待ってなきゃ。その間にもっともっとかっこよくなってないとなっ!

    だから、ドンウヒョン・・・泣いてちゃダメだ。」

 

ドンウ:「うん・・・わかってるよ。俺、もっとかっこいい男になるぜっ!!」

 

ソンヨル:「そう言えば・・・・あの最後の時さ・・・アテン様がカオリさんに

      やっと自分のことが見えるのね?って言ってたじゃん?覚えてる?」

 

カオリ:「うん・・・私にはずっと見えなかったみたいね。何のことかと思ったけど

     考える暇も聞く時間もなかったわ。」

 

ソンヨル:「もしかして・・・これ、俺の推測なんだけどさ。」

 

ソンジョン:「何、ヒョン?」

 

ソンヨル:「ソンジョンは何か感じてた?知ってたとか・・・。」

 

ソンジョン:「ううん・・・僕はほとんど自分のことでいっぱいだったから

       アテン様の事はようやく最後に分かって混乱してた・・・。」

 

ソンヨル:「そっか・・・もしかして・・・アテン様はカオリさんの子供に生まれてくる

      から、あの時ずっとカオリさんにだけは見えなかったんじゃない?」

 

ミョンス:「なんで?」

 

ソンヨル:「それは・・・分からない・・・けどっ!ありえるよね?

      未来が見えちゃダメなんだよ。きっと・・・理由なんてないかもしれないけど

      それでも何かただ、生まれてくるからってことで見えなかったって思ったんだ。」

 

ソンジョン:「ふん・・・なるほどね。もしかして気配とかは感じてたかもしれないよね?」

 

カオリ:「覚えてないわ・・・。」

 

ソンジョン:「うん・・・でもさ、神様のしたことがもしも叶わないようだったら、

       アテン様も責任を取って消えるつもりだったんじゃないかな?

       だとすると、アテン様の生まれる確率が低いうちは見えなかった・・・・

       だけど・・・結局神様の思うとおりになっていって、そしたら最後に

       その姿が見えたのかも。」

 

ソンヨル:「・・・・・・理屈なんて分からないけど、そうだとすれば納得できるな。」

 

ホヤ:「うん、そうだな。で、カオリさん。子供はアテン様に似てるの?」

 

カオリ:「・・・・・・・・ソンギュに似てるわ。」

 

ソンヨル:「っ・・・・。」

 

ソンギュ:「おいっ!!無言てどういうことだよっ!!」

 

ソンヨル:「いや・・・大丈夫っ大丈夫っ!!ヒョン!

      目の細い美しい人もいるからっ!!ねっ?」

 

ソンギュ:「お前・・・殺されたいか?」

 

ミョンス:「ヒョン、褒め言葉だって。でも、基礎がカオリさんならありえるよね。」

 

ドンウ:「はははっwww」

 

ウヒョン:「真顔で言うなしっw」

 

ソンギュ:「言うなしwじゃねぇ・・・。」

 

ウヒョン:「へっ?俺っ?なんで俺っ??」

 

ソンジョン:「そう言えばさ・・・。」

 

ミョンス:「どうした?」

 

ソンジョン:「最初、ソンギュヒョンとカオリさんの子供・・・アテンちゃんが僕に

       会いたかったって・・・やっと会えたねって言ったんだ。」

 

ソンギュ:「ほんとかっ?!」

 

ソンヨル:「うそーーーっ!!じゃっ・・・じゃっ・・・。」

 

ソンジョン:「でも、その後テレビとか写真とかをソンギュヒョンがたくさん見せて

       くれてたからって。」

 

ソンヨル:「はぁ~・・・なぁ~んだ・・・。」

 

ソンギュもそれを聞くと、肩でため息を吐いた。

 

ミョンス:「だからって何か?アテンちゃんはお前の事好きだってことか?

      まさかそれが言いたかったんじゃ・・・」

 

ソンギュはソンジョンを白目が向くほど睨んでいる。

 

ソンジョン:「やっ・・違うよっ!!そんなんじゃなくてっ!!僕もアテンちゃんが

       あのアテンちゃんかと思ってっそれでっ!!」

 

ホヤ:「ややこしいな・・・。アテンちゃんがあのアテンちゃんて・・・。」

 

ソンジョン:「っ・・・・。」

 

カオリ:「まぁ、娘が帰るのを待ちましょう?」

 

ソンギュ:「そうするしかないか・・・。」

 

 

 

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・・・・・。

 

あの子に触れたら・・・視界が真っ白に。

 

そしたら何もかも思い出してしまった。

 

気がついたらただただ俺は床に座り込んで膝を抱えてた。

 

        

 

背中が疼く・・・

 

 

 

         

 

あぁ・・・そうか。

 

ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・・ドクン・・・・

 

         

 

ドクンッ!!

 

 

        

                  ・・・・ピキピキ・・・ブチッ!!

 

肉を裂く音・・・・と共にギリギリと聞こえるのは・・・・

 

誰の心か。

 

 

               

           背中から伸びていくそれは・・・・次第に・・・・・

 

何かを型どったようにゆっくりと広げ始める。

 

             

ミシミシと・・・・ギシギシと・・・・

肉を裂きながら、伸びて。

 

 

黒い黒い羽をつけ始めて。

 

 

そして・・・・

 

 

大きく広げた。

 

そいつは・・・

そいつは思い出す。

 

 

 

 

 

         

 

ただいま・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

※長くなりそうなので

 2つに分けます・・・後編2部へ続く。