安楽死を望むことは人間の意に反することなのだろうか。
最近話題となっているALS患者の嘱託殺人の事件を取り上げよう。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気。しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害をうける。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていく。その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通。
指定難病の1つで、完治する方法はまだ見つかっておらず①病状の進行を遅らせる②対処療法といって様々な症状を軽くする。この2種類しか治療が出来ない。しかもALSは進行性の病気で、今のところ原因が分かっていないため、有効な治療法がほとんどない予後不良の疾患と考えられている。
れいわ新選組の参議院議員でALS患者の船後康彦さんはこれに関して死ぬ権利より生きる権利を守る社会に。とコメントしている。
果たして医師2人は悪者なのだろうか?
もし私がASL患者の女性だったら"死にたい"と思ってもおかしくないと思う。自分の体なのに自分でコントロール出来ないとしたら物凄く怖い。視力聴力や内蔵機能などは保たれるのに、体が動かせない。
自分ひとりで生活出来ない。介抱してくれる人に申し訳なさが募る。難病患者にとって死にたいと思うことは自然な事だろう。ただ、自分で命を絶つ事も出来ない。体が動かせないから。私なら殺して欲しいと頼むことしか出来ない。
その患者の願いを叶えた医師は悪者なのか?
日本では安楽死は違法。楽に死ねない国。患者にとったらその医師2人は"光"だっただろう。ただ、それが許されない国。法的には裁かれてしまうが、私個人は悪い事だと思っていない。
自殺は罪じゃないのに、自分じゃ自殺出来ないからお手伝いしてもらったら手伝って貰った人が罪に。何か違う気がする。
生きる権利を守る社会に。
病を患う人にとってこれからも先が見えないのに戦い続ける方が辛いのではないか。生きる権利も死ぬ権利も同等に扱ってはならないのか。
「生きたくない」と嘆く人々に無理やり生きる権利を押し付けるのは少し違う。生きたくないと思う人は誰だって楽に死ねるなら死んでる。楽に死ねないから飛び降り自殺だったり首吊り自殺が増えるのだ。自分から死を望むこと(安楽死)が合法になっていけばいい。
もちろん年に何人までと決めて。年に1回抽選方式で。外れたら翌年は少し抽選に優先されるとか。生きるのも、死ぬのも楽な国であって欲しい。
病に関しては研究者やお医者様が勢力を尽くしている。結果が出るまで耐えるしかない。
そもそも自殺志願者が多いのは、この国が生きにくいから。社会制度が悪いのも自殺志願の理由の中にあると思う。社会が変わらない限り生きたいと私は到底思わない。思えない。この国のクソみたいな政治家どもが変わらない限り。
日本はもしかするともう変われないのかもしれない。
[参考文献URL]
nanbyou.or.jp
alsjapan.org
最近話題となっているALS患者の嘱託殺人の事件を取り上げよう。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気。しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害をうける。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていく。その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通。
指定難病の1つで、完治する方法はまだ見つかっておらず①病状の進行を遅らせる②対処療法といって様々な症状を軽くする。この2種類しか治療が出来ない。しかもALSは進行性の病気で、今のところ原因が分かっていないため、有効な治療法がほとんどない予後不良の疾患と考えられている。
れいわ新選組の参議院議員でALS患者の船後康彦さんはこれに関して死ぬ権利より生きる権利を守る社会に。とコメントしている。
果たして医師2人は悪者なのだろうか?
もし私がASL患者の女性だったら"死にたい"と思ってもおかしくないと思う。自分の体なのに自分でコントロール出来ないとしたら物凄く怖い。視力聴力や内蔵機能などは保たれるのに、体が動かせない。
自分ひとりで生活出来ない。介抱してくれる人に申し訳なさが募る。難病患者にとって死にたいと思うことは自然な事だろう。ただ、自分で命を絶つ事も出来ない。体が動かせないから。私なら殺して欲しいと頼むことしか出来ない。
その患者の願いを叶えた医師は悪者なのか?
日本では安楽死は違法。楽に死ねない国。患者にとったらその医師2人は"光"だっただろう。ただ、それが許されない国。法的には裁かれてしまうが、私個人は悪い事だと思っていない。
自殺は罪じゃないのに、自分じゃ自殺出来ないからお手伝いしてもらったら手伝って貰った人が罪に。何か違う気がする。
生きる権利を守る社会に。
病を患う人にとってこれからも先が見えないのに戦い続ける方が辛いのではないか。生きる権利も死ぬ権利も同等に扱ってはならないのか。
「生きたくない」と嘆く人々に無理やり生きる権利を押し付けるのは少し違う。生きたくないと思う人は誰だって楽に死ねるなら死んでる。楽に死ねないから飛び降り自殺だったり首吊り自殺が増えるのだ。自分から死を望むこと(安楽死)が合法になっていけばいい。
もちろん年に何人までと決めて。年に1回抽選方式で。外れたら翌年は少し抽選に優先されるとか。生きるのも、死ぬのも楽な国であって欲しい。
病に関しては研究者やお医者様が勢力を尽くしている。結果が出るまで耐えるしかない。
そもそも自殺志願者が多いのは、この国が生きにくいから。社会制度が悪いのも自殺志願の理由の中にあると思う。社会が変わらない限り生きたいと私は到底思わない。思えない。この国のクソみたいな政治家どもが変わらない限り。
日本はもしかするともう変われないのかもしれない。
[参考文献URL]
nanbyou.or.jp
alsjapan.org