いつも まっすぐに 目を見て話す

とても 優しい目 絶対に 嘘を つくことは 出来ない

本当に 頭が 上がらないんだな・・・

なんで こんなに 大きな人なんだろう

幼い頃から 大声で 叱られたり ましてや 手を挙げられた事もない

思いだすのは 優しい目 優しい顔 優しい手

いつも いつも 愛情いっぱい 注いでくれていた

でも 決して 甘やかされていた訳ではなく

高校卒業するまでは 友人の家に 泊まりに行くことすら

許されなかったし 決して 裕福とは 言えなかったので

欲しいものも ほとんど 買っては もらえなかった

でも そんなこと 一度も不満に感じたことは なかったけれど

やっぱり 中学生・・・たしか 15歳 その位かな?

はじめての 彼氏ができたころは とにかく 遊びに行きたいのに

厳しく 理由を 聞かれるのが 嫌で 嫌で 

ずいぶんと 反抗を したものだ・・・

一度だけ 無断で 朝帰りを して こっそり 家に帰ったら

玄関に 父は 仁王立ちをしていて

生まれて 初めて ビンタを くらった!!!

その時の 驚きは 今でも 覚えている

もちろん 頬の痛みも 半端ではなく

しばらくは 顎が カクカクしていた

あとにも 先にも ビンタは 最初で最後だった

今思えば とにかく 心配していたから・・・ただ それだけ

母親になって よく 父親の気持ちが わかる

でも そのほかのことは 決して 頭から反対したりせず

必ず まず 私の意見を ちゃんと聞いてくれた

どんな わがままも ちゃんと 聞いてから

なぜ いけないことなのか!許されないことなのか!と

ゆっくり ゆっくり 諭すように話し 本当に 納得してしまうのだ

父親って すごい!

いまだに 絶対に 父親を 追い越すことは 出来ないな・・・

いまでも 尊敬している・・・と 堂々と 言える

そんなふうに 子供から 思ってもらえるなんて

やっぱり 父親は すごいのだ・・・!




今日は 16年前に 亡くなった 父親の お誕生日・・・

生きていたら 78歳だ

もっと もっと いろんな事 教えてもらいたかったな・・・

私も 子供たちに 尊敬してもらえるような 

そんな お母さんに なれるかな?

なりたいな・・・




天国の じぃじ・・・

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