最近‥・おちびガールと 言い合いばかり
私の方は いたって普通に 話しているつもりなのだが
なかなか 噛み合わない

なんにでも キャンキャンと噛みつくように
話してくるのだ

思わず ひとことめから ムカッとするのだが
そこを グッと こらえて
穏やかに 穏やかに 話そうとしても
さらに さらに エスカレートして
もう・・・本気で 引っぱたきたく なるくらい

でも 叩いたところで 何も解決しないので
もう一度 深呼吸をして

「どうしてそんな風な 口の訊き方をするの?
もし あなたがママだったら 
すごくイヤな気持ちになるよ!」


と 切り替えすのだが 耳をふさがれてしまう・・・

それでも 分かって欲しいので 何度も何度も

「あなたが どんなに 耳をふさいでも
 あなたのママなんだから
治るまで わかってくれるまで 言いつづけるよ!」


こんな風な 会話が 一週間で 何度繰り返されるだろう

最後には わかった!と 言ってくれるのだけど
本当に 反省しているのか・・・

私も 母親と すごく仲が悪く おちびガールの前でも
常に バカにしたような 怒ったような 口調で
話していた・・・

おちびガールが 4、5才頃だろうか こんなことを言われた

「ママは いつも 注1・おばあちゃまに すごく冷たい・・・
 おばあちゃまが かわいそう!
 もっと やさしく 話して!」

と 言われて すごく反省した事がある
確かに 末期癌と わかってから はじめて やさしい言葉で
話しかけた 気がする

母は 私とは生き方も 性格も 全然違って 許せない事が多く
どうしても 和解できず 許せずに 常に 冷たい態度・・・
おちびガールから そんな風に 言われて ドキリ とした
わかっていても できなかったことだけに すごく反省した

その おちびガールも もう10才・・・
かなりの 口達者で 厳しいことを バンバン言ってくる

私は かなり 理解あるママのつもりで 
いろんなことも 結構頑張ってるんだけどな・・・と
思うと ちょっと 悲しくなる

でも 今 改めて 母親の気持ちがわかる

私が どんなに冷たくしても 必ず 手紙をくれたり
全然趣味じゃない服や 美味しくないおかしや 
いろいろなものを 送ってくれた

手紙には いつも 私は 何でもできる・・・とか
あなたは 優しい子・・・とか 褒めちぎっている言葉と
私の仕事に 関係する 新聞の切り抜きや
いい言葉の切り抜きとかが 大量に 
そして 最後には いつも 「子供たちには優しくね」
と 書いてあり いつも 心配をしてくれていた

だから ケンカは しても 私に対しては
常に やさしい態度だった

今思えば ひどい言葉を 浴びせたり
ひどい態度を ずいぶんとったり して
心の底から 憎い・・・とか 思ったこともあるのに
やっぱり 母親って すごいわぁ・・・と 思う

私なんか まだまだだなぁ・・・

なかなか 母親の 偉大さを越えられない・・・

こんなふうに 最近 言い合いをする度に
思い出すのは 母親の事

ずいぶん 寂しい思いを させてたんだな・・・っと

子育てって 本当に むずかしい・・・
想いを 伝えるのは 親子だからこそ 
本当に 本当に むずかしいものだ・・・

おちびガールを なんとか 優しい女の子に
育てるのは 私の 役目なんだから
ムカッとこようと 引っぱたきたくなろうと
なんとか わかってもらうよう がんばるのみ・・・!

ところで…今日は 私の 誕生日!

意地悪な私だったけど 母は 毎年 おめでとう!って
一番に 言ってくれたんだ

そんなこと ふと 思いだしちゃいました・・・

きっと 天国から 言ってくれてるはず・・・



注1・・・おばあちゃまと 呼ぶのは 別にセレブな家庭ではなく
     私の母は 非常におもしろい人だったので
     おばあちゃまよ~って 孫たちに 呼ばせていたのでした!


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誕生日のプレゼントに 息子が プリンを
買ってきてくれました!!