VANILLA SKY

VANILLA SKY

このブログは長い[プロフィール]みたいなものです。

Amebaでブログを始めよう!
 
 
 
明けましておめでとうございます。
 
と、遅ればせながら…です。
 
 
 
ブログのお話が思ったタイミングとズレてしまいました。
 
 
 
途中で割り込ませるのも何だし…。
 
 
結局、今挨拶をさせて頂きたいと思います。
 
 
どうせお正月を跨ぐなら、もっとユックリ書き殴りたいと思いましたが、計画性の無い書き方のせいでこんな事になってしまいました。
 
おめでたいお正月なのに身勝手で暗い話を聞いて頂いた方々には感謝しています。
 
 
 
僕の約10年間のお話を聞いて頂いたのですが、結構端折っています。
 
たかが僕個人の平坦な人生といっても、片手間に3ヶ月程度で書き切れてしまうものではありませんでした。
 
でも、一応僕の胸に詰まっていたモノ達の多くを吐き出す事が出来ました。
 
受け止めて頂いた方々には本当に感謝しています。
 
ありがとうございます。
 
本当に。
 
 
 
何か吐き出したくなれば、またこの場所でお会いして頂きたいと、身勝手に思っています。
 
 
 
このブログは当分、このままにしておこうと思いますので、気が向いたらいつでも話しかけて下さい。
 
[つじつまが合わないぞ!]
 
とか、
 
[あの話はどうなったんだ?]
 
とか、
 
[髪の毛は切ったのか?]
 
とか、何でも良いです。
 
 
 
何だかんだと言っても、結構寂しいんです。
 
現実だけでは。
 
 
 
ともかく、お付き合い頂いた方々へ、
 
ここで一旦、お礼を…
 
 
 
お付き合い頂いて、本当にありがとうございました。
 
気持ちを書き出す事はとても楽しかったです。
 
聞いて頂いて本当にありがとうございました。
 
 
 
【Es】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



2011/12/31

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[引用された妄想としてのおまけの話]


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僕は高いビルの上に立って、バニラ色の空を眺めている。

それは夜の終わりなのか、夜の始まりなのかは解らない。





君には本当に申し訳ないけど、あの部屋で[大切な自分自身]として、これからも僕を見守って欲しい。

と、僕は[僕]に言った。



[カッコつけの偽善者もイイけど、度が過ぎるとムカツクぜ。]



ありがとう。

解ってるよ。





[僕]の横には[彼女]が立っている。



僕は選択を間違ったせいで、こんなヤヤコシイ人間になってしまった。

君は僕の思い出の幻影。

現実にはもう存在していない。


それでも愛してるよ。


あの時、君の所へ戻ってちゃんと膝を突き合わせて正直な気持ちをぶつけ合えば、もっと違った未来だったかも知れないと思う。

本当にズルイ話だけどね。



[彼女]はしかめっ面のようなウインク(わかってるわよ。もういいわ。と言うような感じ)をして、僕に軽く手を上げた。





そうそう。
君達の部屋に、新しくピンボールマシンが届いていると思う。

結構場所を取るけどよろしく。






…またね。


僕は彼らに手を振って、ビルから飛び降りた。



目の前にはバニラ色の空。




~~~~~~

2012/1/1


A HAPPY NEW YEAR!





































結局のところ、僕は何か失ったのかな?



[エルビス]がたまにデモで歌い出す。



栄のピンボールマシンは今、何処にあるんだろう?
あのマシンは僕を覚えているだろうか…。


きっと覚えているだろうな。
なんたって僕は[グランドチャンピオン]だからね。

僕も忘れないよ。


そうだ。
あのピンボールマシンも[僕]の部屋に置いておこう。




僕は[エルビス]の隣でタバコを吸いながら、山登りの日々を思い出していた。


…狂っていたな。

でも楽しかった。

まるで本当にDNAに突き動かされていたみたいだった。



僕は槍ヶ岳の山頂を思った。


この寒い夜には誰もいないだろう。
誰もいなくても山頂は存在している。
当然だ。

登ってきた誰かの為に存在しているワケじゃないのだ。



槍ヶ岳。

眠れずに迎えたバニラ色の夜の終わりと金色の朝。



僕は山頂の瓦礫の一つに落書きをしてきた。

ちょっと誰も近づけない崖の瓦礫の裏に。



謝る事の出来ないモノへの謝罪を。



日本一高い場所では無いけど、険しさと孤独さを考えれば富士山より相応しい場所だ。



油性ペンでしっかり書いた。

きっとまだまだ残っているだろうな。

誰の目にも触れる事無く。
この先ずーっと。

例え僕が年老いて、記憶の彩りが霞んでしまっても。



そうそう。
あの瓦礫も[僕]の部屋に置いておこう。




思えば、彼女と10年前に再会した事がきっかけでしまい込んだ色んな気持ちが騒いで、1人ドタバタした。

10年。



[10年だよ、10年!なっげ~!
散歩さんって変♪]

パラダイスシティーの彼女は笑って言うだろうな。



僕は何かを失ったか?


[何言ってんだ?
お前は手に入れるばかりだ。
贅沢言うな。]

と[僕]の声が聞こえてきそうだな。




…さっ、そろそろ行こう。

僕はタバコを消し[エルビス]に挨拶をした。


とは言っても…





まあ、特に行く所も無いんだけどね。