「VAN REGAL」が2011年11月に復刻されます。
「VAN REGAL」とは・・・・・
1963年日本製靴株式会社と旧株式会社ヴァンヂャケットとの出会いにより
銀座のテイジンメンズショップの「トライアングルセール」で
「プレーン・トウ」「ウイング・チップ」「チャッカー・ブーツ」の3種類が発売され
“IVY-EST”な若者たちの心をがっちりつかんだのでした。
「VAN REGAL」の表示はまだ無くインソールには「TEIJIN MEN'S SHOP」の旧ロゴが表示されていました。
「VAN REGAL」の表示はまだ無くインソールには「TEIJIN MEN'S SHOP」の旧ロゴが表示されていました。
1964年秋には、全国のVAN特約店に「VAN REGAL」として
「プレーン・トウ」「スリッポン」「チャッカー・ブーツ」「ウイング・チップ」の
4種類が発売され爆発的な人気を得るのでした。
スタート時のカタログの商品にはまだ「テイメン」のロゴが張り付けてありました。
「VAN REGAL」のロゴマークです。
「MEN'S CLUB」に掲載された 「VAN REGAL」の歴代広告です。
「VAN REGAL」の他「Kent REGAL」「Mr.Van REGAL」
そして「VAN BROTHERS」「VAN mini」「VAN SPORTS」のChopラインも登場しました。
「MEN'S CLUB 52号」(1966年4月)に掲載された「プレーン・トウ」の広告です。
1971年「REGAL」のロゴ変更に伴い「Vanjacket REGAL」となった時期が有りました。
「VAN REGAL」の商標は1964年既に日本製靴株式会社が出願(登録は1966年)していましたが
1973年日本製靴株式会社が「Kent REGAL」「Mr.Van REGAL」の商標の出願をした事をきっかけに
「VAN REGAL」「Kent REGAL」「Mr.Van REGAL」のロゴが再設定されます。
同時に品番にも大きな変化がありました(微妙な変更は度々有りました)。
初期からの品番の変更です。
プレーン・トウ:2180N⇒2381 ウイング・チップ:2186NA⇒2385
スリッポン(三代目3177Sからローファーと呼びました):3779SA⇒2378
初代以降販売されていた「VAN REGAL」のチャッカー・ブーツ2170Nは無くなりました。
そして・・・・・1978年4月6日株式会社ヴァンヂャケットの倒産により
コラボレーションシューズ「VAN REGAL」は惜しまれながら終焉を迎えたのでした。
その後、株式会社丸井と株式会社リーガルコーポレーションのコラボレーションで
「VAN REGAL」が復刻された事が有りましたがデザインそしてロゴは全くの別物でした。
1964年に登場し一世を風靡した
旧株式会社ヴァンヂャケットと日本製靴株式会社(株式会社リーガルコーポレーション)との
コラボレーションシューズ「VAN REGAL」が約半世紀を経て復刻されます。
美しいシルエットやロゴはもちろん、付属の箱まで当時のデザインを踏襲した感涙物となっています。
ただ二代目の復刻を意識したのならインソールの色分けがされていないと聞いたこと事が気になるところです。
今回の復刻は11月に「プレーン・トウ」「ウイング・チップ」「チャッカー・ブーツ」「スリッポン」が
「REGAL Shoe&Co.」と「ユナイテッドアローズ」の一部の店舗で販売される予定です。
私的にはこの際「Kent REGAL」も復刻される事を願っています。
【shop info】
REGAL Shoe&Co.
東京都渋谷区神南1-9-4 NC building
tel: 03-5459-3135
軍靴製造をブランドのルーツに持ち、タフで壊れにくいグッドイヤー製法を日本に持ち込んだREGAL。
東京都渋谷区神南1-9-4 NC building
tel: 03-5459-3135
軍靴製造をブランドのルーツに持ち、タフで壊れにくいグッドイヤー製法を日本に持ち込んだREGAL。
誰もが一度は履いた事があるといわれるREGALのレザーシューズ。そのルーツをここでもう一度体感し、
スニーカーカルチャーの中で育った世代にも、レザーシューズにこだわりを持つ世代にも、
REGALが持つ歴史と品質、そしてデザイン性に触れてもらいたい。
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