2025年! -80ページ目

2025年!

気付いたら年明けてた(笑)

俺、祠堂真央(シドウ マオ)には
好きな人が居る。・・・絶賛片思い中だ。
俺が高2で相手が大学1年・・・くらい。
友達とよく行く店の常連・・・らしい。
詳しいことはよく分からない。
片思いして、まだ1ヶ月。
告白なんてものは考えてない。
噂だと、付き合ってる人が居るとか・・・。

そんな俺は、今日、その店に居る。
一緒に居るのは友達3人。
同じ学校の武田、伊藤、松原。


武:なぁ、祠堂の好きな人って誰?

伊:この店の常連サンなんでしょ?

松:早く告白しちゃえよ

真:お前らなぁ、他人事だと思って簡単に言うなよ!

武&松:だって他人事だし~

伊:今日はまだ来てないみたいだね



それから1時間後。
その人は、現れた。
隣に女性を連れて・・・。
その人はいつもの席、カウンターに座った。
俺たちの席からは離れているけど、
ギリギリ会話くらいは聞こえる。
武田と松原はニヤニヤしている。
そう言えば、女性の方、何処かで見たような・・・?


マ:はい、ファン君はいつもの珈琲ね

?:私も、彼と同じ物を

マ:畏まりました

?:で、さっきの続きだけど・・・

ファ:・・・付き合う方が良いんじゃないか?

?:やっぱりそう思う?

ファ:付き合うきだろう

?:・・・そうね。付き合いたいものね。OK、告白するわ

ファ:頑張れ。・・・俺も頑張るよ

?:ファンの好きな子はどんな子なの?

ファ:可愛い子だよ。・・・年下なんだ

?:え? じゃあ、中学生なの?

ファ:・・・いや、高1だと思う

?:あぁ、それで年下ね。ビックリさせないでよ!

マ:はい、珈琲お待たせしました

?:ありがとう



ギリギリ聞こえた会話。
どうやら連れの女性は
あの人の彼女じゃ無いみたいだ。
でも、あの人には好きな人が居る。



松:・・・ねぇ、あの人って大学生じゃないんじゃない?

真:・・・え?

松:年下の子に恋してるって言って、隣の女性が中学生?って驚いたって事は、あの人は高校生なんじゃない?

武:高3くらいか?

伊:諦めんの?

真:片思いしてるだけなら迷惑かけてない

松:告白しないんだ

真:出来るワケ無いだろ!

武:お前だって十分、可愛いぜ?

松:毎日学校の下駄箱からラブレターわんさかじゃん

伊:まぁ、男子校・・・だけどね(笑)

真:うるせーよ・・・



そして俺は、彼を見ながら炭酸系の飲み物を一気飲みした。
それより、マスターが言ってた彼の名前。
『ファン』って言うのかな?