寂しいかしら...
誰だって寂しさはもっているのよ
私が呟いてもなにも変わらないわよ。

大きな声で人に伝えなくちゃ変わらない

独りで嘆いたって反響された声に虚しさを知るだけですもの。

一人の世界は気付けば本当に独りになってしまうの。
だからたまには良いじゃない声に出して人に伝るのも
友達なら哀れな目で見ないはずよ


私は寂しくなんか無いわよ。
貴方のために言ってあげたのだから。



今日、空を見てみたの
何だが空に手が届きそうで雲をつかめそうだった。

凄く遠いはずなのに
私は手を伸ばそうかと悩んでいたの。

きっと、あの時私が手を伸ばしていたら
自分のちっぽけな願いが消えてしまっていたのでしょうね。

空に手が届くわけがないもの。
初めまして。私も貴方達も。

何で貴方は苦しんでいるのかしら?
私はこんなにも笑っていられるのにね

私は今からどこかに行くの。

場所は未定。
どこかに行きたいから行こうと思うの

誰かが今笑っていた
私はそれを眺めていた

冷たい風が肌を掠めていく
次第に下がる体温。

それでも出かけるの
だって一人は寂しいじゃない?

あなた達は寂しくないのかしら?