すべき論、あるべき論とは、使い方に要注意。面倒臭い人に認定されちゃうかもよ | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

 

すべき論。あるべき論。
周知の通り、おおむね他人に言い放つ論の一つである。

正論っぽく聞こえたりもするが、それとは到底離れるものもあるのだよね。自分の価値観の押し付け、いや、自分でもできないが理想とする論と言った方が正しいかもだけれど。

たとえば、『男はこうあるべき』と言われたとしても、そりゃ単なるあなたの考えでしょ?となり、『女はこうあるべき』と言われても同様だろう。そんなこと言われても知ったこっちゃない的な。

目標や結果に対するアプローチにしても然りで、その人の個性や感性、得手不得手により各々のプロセスがあって良いわけだ。

 

さらに付け加えれば、目まぐるしく変わる現代、成功事例の賞味期限はごく短いわけで、そのすべき論、あるべき論は、すでに古臭いかもしれない。

ふむ。鬼の首を取ったような様で使うと、さらに自己都合を巧妙に刷り込ませると、面倒臭い人に認定されるので要注意だぞ。その類の論とは見透かされやすい面も持つゆえに。

 

ま。とはいえ、その鬩ぎ合いもまたコミュニティや組織、社会の一部なのだけれどな。エゴ丸出しなのも人間らしいというか。

さ。ややペースダウンしてしまっている諸々の原稿を頑張る。全速力で。