青天の霹靂。
『いきものがかり』が発した放牧宣言のことだが、ふむ。
いわゆる活動休止なのだが、ふむ。
一ファンとして、寂しいような嬉しいような。嬉しいような寂しいような。どうもこう言葉が見当たらないのだが、安心もした。
以下、いきものがかりのコメント。
10年間、3人で一生懸命に頑張ってきたので、ここらで一度、メンバーそれぞれ、自由になってみようと思います。
それぞれの未来を、もっと広げるために。3人の物語を、もっと長く、もっと楽しく、続けるために。
ここでひとまず『今まで、ありがとう』。そして『これからも、よろしく』。
いきものがかりは3人が帰って来る場所です。
またみなさん笑顔で、会いましょう!それでは行ってきます。放牧!
10周年を迎えた昨年を振り返れば、その兆しはあったような気がしないでもない。
ベストアルバムのリリース。デビュー10周年を迎え、地元(厚木・海老名)での凱旋ライブ。NHK紅白歌合戦では、デビュー曲『SAKURA』を選んだ。
さらに付け加えれば、『いきものがかり 吉岡聖恵 ポートレイト』(NHK BSプレミアム)。
昨年12/2に放送されたのだが、リーダーの水野良樹さんは聖恵ちゃんへこう尋ねていた。『ひとりで舞台に立つ気持ちはありませんか?(ボクは、聖恵がひとりで歌う姿を見てみたい)』と。(番組終盤の質問コーナーにて)
これには『そういうこと言っちゃう?』的に、照れたような、やや困惑したような表情を見せたのだが、あともう一つある。
グループ結成以来、聞き手の共感というコンセプトのもと、彼らは自分たち自身を歌詞に乗せることはなかったのだが(自身の体験談的な、主張、主張的な)、昨年リリースされた『ぼくらのゆめ』では初めて自分たちを歌った。3人の『これまで、と、これから』を。(昨年8/24リリース・エピックレコードジャパン)
ふむ。いずれにしても『ありがとう』って伝えたい。
また逢えるその日を楽しみにしつつ。カラオケで熱唱も続けながら。