こんばんは。
仕事が終わり、深夜のファミレスで密談をしていた。
いや、雑談だけどな。
すると、なかなか味わいのあるシーンに遭遇することに。
この主人公は、どこかの店長といったところか。
スキンヘッドで、一見コワモテの風貌。
体格は体育会系的な感じ。
そして、バイトらしき男女4人に常識論を語っている。
「標準装備として持ってろ!」などと、なかなか熱い。
聞こえてくるセリフはどれもごもっともで、熱血漢タイプにも見える。
彼の話を聞く男女4人だが、その熱さに引き込まれているのだろう。
真剣な眼差しで「うん、うん。」と、大きく頷く具合だ。
しかし。熱いがゆえの副産物もある。
なにしろ声がデカい。
語るうちにノッてきたのか、ボリュームのツマミはMAXへと傾いていき、彼の声はBGMの如く店内中に響き渡ったのだ。
いっぽう、他の席の者は、たまったものではない。
少なからず自分たちの会話に支障を来すわけで。
「そんな大声で話すなよ」というような雰囲気が所々から感じられる。
隣の席からは「うるせーな、あのハゲ」と、ボソボソ聞こえる具合だ。
そう。
常識論を振りかざしている本人が、じつは非常識なわけだ。
でも、人なんてそんなものだろうと思う。
少なからず棚に上げて日々を過ごしているわけで。
その気になればツッコミどころ満載だ。
ふむ。もっと人に優しく。人を許せる人になろう。と、心に染みた42の夜であった。
ではでは。